ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

23日の日経平均 270円60銭安い22689円74銭で終了

2018-05-23 19:19:47 | Weblog
 23日の日経平均ですが、22日の米国市場は利食売り反落(ダウ0.72%安、ナスダック0.21%安、S&P500種0.31%安)で終了する中、前日終値(22960円34銭)よりも91円55銭安い22868円79銭でスタートも9時45分頃に22949円73銭まで下げ幅を縮小するなど10時頃までは22920円近辺の様子見もその後は下落に転じて10時45分頃に22649円85銭まで売り込まれる場面が見られ、前場は前日比247円96銭安い22712円38銭で終了。
 午後は開始ほどなく10時45分頃につけた今日の安値近くまで調整した後13時頃からは23700円を挟んだ様子見で推移。終値ベースでは前日比270円60銭安い22689円74銭で終了しました。
*尚、大阪取引所の夜間取引は140円安の22580円まで売り込まれた模様

 トランプ米大統領が6月に予定する米朝首脳会談の開催延期を示唆したことによる北朝鮮情勢への懸念材料は、東京市場開始前からニュースとして出ていたものの、1ドル111円台だった為替相場が110円10銭台に推移したことや、当面の利益確定目的での先物の売り物が株安に影響してしまったようですね。
 指数別では、日経平均が1.18%安で、トピックスは0.68%安、JPX400が0.74%安。
 新興市場も、東証マザーズが0.7%安となるなどさすがに調整しました。ただし東証2部は0.27%高。

 東証1部の上昇組はスマホ向けポイントサイトを展開するセレス(13.99%高)など3銘柄で10%以上の上昇となった他、三菱総研が6.81%高、FX専業のマネーパートナーズが6.49%高。
 一方の下落組は、経営コンサルのシグマクシスが14.17%安となった他、西松屋が4.7%安。
 国際石油開発帝石が4.51%安、富士石油が4.14%安、石油資源開発が3.72%安、コスモエネルギーが3.6%安、昭和シェル石油が3.27%安、出光興産が3.19%安と石油関連も今日は売り。
 双日が3.52%安、ファストリテイリングが3.51%安、JFEが3.49%安、日揮が3.42%安など。
 銀行は清水銀が3.48%安、スルガ銀行が9時16分に1296円をつけ終値ベースでは35円安の1302円で2.62%安、静岡銀が1.61%安。
 シャアハウス問題でアパートローンへの目が厳しくなる中、静岡県の金融機関の金利が全国並みに下がり始めたという記事が以前ありましたが、そのスルガ銀行も朝方に1300円を一時割り込む場面があり、シェアハウスショックで一時的につけた所詮は瞬間値でしょ? と当初は思われた4月19日につけた1200円を意識せざるを得ない展開に。
 さすがにそこまでズルズルいく展開は予想したくはありませんが、本拠地沼津市の指定金融機関でもあるだけに、地元を対象に第三者割当増資を言い出す可能性も否定できず、まあそちらの方向でのリスクも意識されているのかなと。
 メガバンクは、三菱UFJが0.78%安、みずほFGが0.65%安、三井住友FGが0.34%安。
 スルガ銀行と共に株価が低迷していることで注目されていた筑波銀行は9時03分に310円と今日も年初来安値を更新して終値ベースでは1円安の316円で終了しました。
 保険は、第一生命が1.71%安、T&Dが1.01%安となっています。

22日の米国市場 ダウ0.72%安、ナスダック0.21%安、S&P500種0.31%安

2018-05-23 08:12:30 | Weblog
 22日の米国株式市場は、米朝首脳会談を巡る不透明感や利益確定の売りもあり反落。
 NYダウは、前日比178ドル88セント安い24834ドル41セントで終了(0.72%安)。
 ナスダックは、前日比15.58ポイント安い7378.46ポイントで終了(0.21%安)。
 S&P500種は、前日比8.57ポイント安い2724.44ポイントで終了(0.31%安)しました。
 ペンス副大統領の発言に続いてトランプ大統領が6月12日に設定した米朝会談を予定通りに行わない可能性は「十分ある」と語ったことについては、今回も北朝鮮の側が先にケンカをしかけてきたのだからとりわけ違和感はないものの、海外売り上げ比率の高いボーイングやキャタピラ―が下落したことがとりわけダウ指数の下落につながった模様。

 NY原油は、前日比0.11ドル安い1バレル72.13ドルで終了。
 NY金は、前日比1.1ドル高い1トロイオンス1292.0ドルで終了しています。