ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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円、年始の急騰で一時104円台 「AI」「薄商い」が拍車

2019-01-03 11:15:14 | Weblog
円、年始の急騰で一時104円台 「AI」「薄商い」が拍車 2019年1月3日 日本経済新聞掲載記事

 何だ? 一体何が起こった? と思われた一時1ドル105円を割り込んだ(104円87銭をつけたそうです)円高劇場 でしたが、やはりアジア市場がお休みモードで取引参加者が少なく流動性が極めて低かった所に、AIのアルゴリズム売買が自動的に円買い注文を発動。円売りで応じる取引参加者がいなかったことから円高に歯止めがかからないパターンに陥ったようです。
 それにしても、同記事によれば、わずか1分程度の間に約4円(3.9%)も急騰したのだとか…。
 今時ノックイン条項のついた投資信託を保有している個人投資家の方はそうはいないと思いますが、FX投資家による強制ロスカット(損失確定売り)もやはり見られたようですし、レバレッジをかけた取引をしている方程被害が大きかったのではないかと懸念します。



円急伸、一時104円台 アップル下方修正でリスク回避

2019-01-03 08:58:24 | Weblog
円急伸、一時104円台 アップル下方修正でリスク回避 2019年01月03日 日本経済新聞掲載記事

 2日の米国株式市場はダウが一時400ドル安近い水準から何とかプラス圏まで戻して終了しましたが、為替相場の方は一時1ドル104円台後半もあり、円買いが一巡した後は107円前後で推移。1月3日の8時43分時点で107円70~71銭で推移しているようです。
 年明け2日のロンドン市場で108円台後半まで円高が進んだとはきいていましたが、『はぁ? 104円台???』と思わず声が出てしまいましたし、まさか瞬間的とはいえほんの一瞬の間に4円も円高に進むとは予想もしていませんでしたが、そもそも年末時点では110円付近をうろついていたはず。
 FX取引をしている方の中には甚大な被害を被った方もいるのかもしれませんが、今年は貿易摩擦問題を巡り米国のトランプ大統領が本格的に圧力をかけてくる可能性もあり、また米国の利上げペースが落ちることで相対的に円高になる可能性が高いとの予想もある中、まだ東京市場の新年もスタートしていないというのに早速深刻なことになりそうな…(困惑
 新年早々の東京の株式各市場にも早々にもアゲインストの風が吹きそうな嫌な予感しかしません。

1月2日の米国市場 ダウ0.08%高、ナスダック0.46%高、S&P500種0.13%高

2019-01-03 08:38:56 | Weblog
 2日の米国株式市場は一時大きく下げるも値を戻して、終わってみれば主要3市場ともプラス圏で終了する展開。
 NYダウは、一時400ドル近く安い22928ドル台も、終わってみれば前営業日(12月31日)比18ドル78セント高い23346ドル24セントで終了(0.08%高)。
 ナスダックは、一時6506ポイント台も、終わってみれば前営業日(12月31日)比30.66ポイント高い6665.94ポイントで終了(0.46%高)。
 S&P500種は、一時2467ポイント台も、終わってみれば前営業日(12月31日)比3.18ポイント高い2510.03ポイントで終了(0.13%高)しました。

 ダウ構成30銘柄は上昇・下落共に15銘柄のマチマチ。
 ゴールドマンサックスが2.98%高、エクソンモービルが2.2%高、ダウデュポンが1.94%高、シェブロンが1.75%高、JPモルガンチェースが1.73%高、ユナイテッドテクノロジーズが1.71%高、IBMが1.35%高。
 一方、ユナイテッドヘルスグループが2.36%安、トラベラーズが1.99%安、メルクとジョンソン&ジョンソンが1%ちょっと、ファイザーが0.9%程の下落。

 ゼネラル・エレクトリック(GE)は10月08日の13ドル61セントから12月12日には6ドル71セントとほぼ半値まで下落していたことから値頃感からの物色が入り48セント高の8ドル05セントで6.34%高。
 アップルは0.11%高も、売上高予想の下方修正を発表したことから、引け後の時間外取引で8%安になった模様。
 テスラも第4四半期の「モデル3」の販売台数が市場予想を下回り、EV購入者を対象とする税控除額の減額に伴い米国で販売する全ての自動車で値下げを実施すると発表したことから6.8%安。


 NY原油は、前営業日(12月31日)比1.13ドル高い1バレル46.54ドルで終了。
 NY金は、前営業日(12月31日)比2.8ドル高い1トロイオンス1284.1ドルで終了しています。