ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

16日の日経平均 112円54銭安い20442円75銭で終了

2019-01-16 16:37:33 | Weblog
 16日の日経平均ですが、15日の米国株式市場はハイテク株主導で反発(ナスダック1.71%高、ダウ0.65%高、S&P500種1.07%高)する中、前日終値(20555円29銭)よりも20円43銭高い20575円72銭でスタート&直後に20580円25銭とプラス圏スタートもその後は利益確定の売りもあり序盤にまず20400円割れ。10時45分頃には20323円32銭まで下落しましたが、その後は買い戻しが入り、前場は前日比140円97銭安い20414円32銭で終了。
 午後は20410円~20450円超えのレンジを方向感のない展開で推移。終値ベースでは前日比112円54銭安い20442円75銭で終了しました。

 指数別では日経平均が0.55%安、トピックスが0.32%安、JPX日経インデックス400が0.26%安。
 一方、東証2部が0.57%安も時価総額の桁が1つ違う東芝株の下落(2.09%安)によるもので、新興市場は東証マザーズが0.71%高、東証REITが0.75%高、ジャスダックインデックスが0.52%高、日経ジャスダック平均が0.3%高となるなど主要3指標とは対照的に堅調に推移する展開。

 東証1部の上昇組では、クボテックが23.85%高。10%台の上昇はイオンファンタジーが11.54%高など5銘柄。他、宅配便のヤマトが2.79%高、ユニーファミマが1.7%高など。
 一方の下落組では、古野電気(17.75%安)など4銘柄で10%以上の下落。三越伊勢丹が5.55%安、コスモエネルギーが5.5%安、マツモトキヨシHDが5.13%安、アドバンテストが3.91%安、JXTGが3.65%安、TDKが3.59%安、コーセーが3.53%安、H2Oリテイリングが3.45%安、資生堂は2.39%安、ファーストリテイリングは2.31%安などとなっています。

ふるさと納税の返礼品は一時所得の課税対象です

2019-01-16 09:27:40 | Weblog
 税理士の久保憂希也さんが発行する税務調査対策メルマガの正に今日配信された号(770号)で、『今回の確定申告でも多額のふるさと納税をしている顧問先については、一時所得の申告は忘れないようしてください』という、とてもとても興味深い忠告をされているので、こちらでもその趣旨を取り上げたいと思います。
 多額のふるさと納税を行い、やはり多額の返礼品を貰った場合に一時所得の申告をしていないことをきっかけに税務調査に入られて他の申告漏れも見つけられてしまうケースが少なくないとのことです。

 私が住む県の自治体では、県都や第二の都市が返礼品を送っていない(制度に関心がない)ことから、そういう制度が出来て5か所までならサラリーマン家庭でも利用しやすくなった程度の認識はありましたが、特産品が一時所得の対象になることまでは、言われてみればそうだよね…でも個人が抵触するようなケースなんてあるの? 程度に思っていましたが、よくよく考えてみれば、一時所得には生命保険や損害保険の一時金なども含まれていたはず。
 高所得者でふるさと納税を一種の節税に利用している方などは、税率も庶民より高いので気を付けた方がいいのかもしれません。
 とはいえ、返礼品の経済的価値をどう評価すればいいかわからないじゃないの? と心の中で反発したら、総務省は各地方公共団体に対して「返礼割合実質3割」を指導していることから3割基準で評価するのが無難だとか。
(注)さとふるのサイトでは、だいたいの自治体が寄付金額の30%~50%相当の特産品を贈呈していることから無難に特産品の金額を寄付金額の半分と仮定して計算しているようです。

 これ(返礼品が一時所得に含まれ経済的価値を評価しなければならないこと)どれだけの自治体がアドバイスしているんでしょう??? 
 一般個人の場合は、余程返戻金相当額が高額にならない限りは確定申告し直しを余儀なくされて節税効果が全てかき消されてしまうケースは考えにくいですが、個人事業主や法人の場合はそれを理由に税務調査に入られて、それがきっかけで他の申告漏れも見つけられてしまうケースもある(追徴税が発生する)と。なるほど勉強になりました。

 ちなみにこの久保憂希也先生。ユーチューブ等にも動画をアップされているようなので、そちらもご参考までに。


15日の米国市場 ナスダック1.71%高、ダウ0.65%高、S&P500種1.07%高

2019-01-16 08:19:23 | Weblog
 15日の米国株式市場は、主要3市場揃って反発。
 NYダウは、前日比155ドル75セント高い24065ドル59セントで終了(0.65%高)。
 ナスダックは、前日比117.92ポイント高い7023.83ポイントで終了(1.71%高)しました。
 S&P500種は、前日比27.69ポイント高い2610.30ポイントで終了(1.07%高)しました。

 ダウ構成30銘柄では23銘柄で上昇、7銘柄で下落。
 ユナイテッドヘルスグループが3.55%高、マイクロソフトが2.9%高、ナイキが2.35%高、シスコシステムズが1.87%高、ウォルグリーンが1.64%高、メルクが1.54%高など。
 FAANG関連では、ネットフリックスが6.52%高、アマゾン・ドットコムが3.45%高、グーグルが3.33%高、フェイスブックが2.45%高、アップルが2.05%高。
 ネットフリックスがサービス料金の引き上げ発表を行ったことを受けて、アルファベット(グーグルの親会社)、アマゾン・ドット・コム、アップルといったハイテク銘柄に買いが入ったことがナスダック指数を嵩上げした模様。

 一方、3Mが1.68%安、ホームデポが1.31%安、キャタピラ―は0.84%安、ダウデュポンは0.67%安など。

 NY原油は、前日比1.60ドル高い1バレル52.11ドルで終了。
 NY金は、前日比2.9ドル安い1トロイオンス1288.4ドルで終了しています。