ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

20日の日経平均 51円64銭高い21301円73銭で終了

2019-05-20 17:14:37 | Weblog
 週明け20日の日経平均ですが、先週末17日の米国株式市場は反落して終了(ダウ0.38%安、S&P500種0.58%安、ナスダック1.04%安)するも、先週末終値(21250円09銭)よりも55円88銭高い21305円97銭でスタート&序盤に21430円06銭も9時40分頃に21300円割れしてからは10時頃に21380円程まで買い戻しされるも11時過ぎに21282円65銭まで上げ幅を縮小して、前場は先週末比57円75銭高い21307円84銭で終了。
 午後は21300円~21350円程のレンジで推移して終値ベースでは先週末比51円64銭高い21301円73銭で終了しました。
 民間エコノミストの多くが事前にマイナス成長を予測していたことに反して、2019年1~3月期のGDPが実質ベースの年率で2.1%増と、堅調に推移したことに反応して、朝方こそコンピューター売買で買い上げられましたが、個人消費など内需の弱さを輸入の減少が補う内容だったことが嫌気されて、材料一巡後は次第に伸び悩んで午前は終了となり、午後は小幅なプラス圏で様子見といったところだったようですね。


 指数別では、日経平均は0.24%高、トピックスは0.04%高、JPX日経インデックス400は0.09%高。
 他、東証REITが1.49%高とこの指数としては堅調に推移。
 一方、東証マザーズが1.14%安、ジャスダックインデックスが0.9%安。

 中国の上海総合は0.41%安、上海・深センCSI300は0.85%安で終了。


 東証1部の上昇組では、キューブシステムズ(14.59%高)やレオパレス21など4銘柄で10%以上の上昇。
 レオパレス21は先週末終値(279円)より20円高い299円で9時06分にスタート。11時19分には325円まで上昇するも14時前に292円程まで下落してから終盤買い戻しが入り29円高の308円で終了(10.39%高)と結果的には二桁率上昇になったものの、値動きの激しい展開。
 ユニー・ファミマは2.37%高、ダイキン工業は2.22%高、テルモは2.21%高。


 一方の下落組では、TYKが18.64%安となった他、ガンホーが9.35%安、ジャパンディスプレイが8.77%安、安川電機が5.72%安、ルネサスエレクトロニクスが4.81%安、島精機が4.56%安、東京エレクトロンが3.14%安、アドバンテストが2.64%安などなど。すてきナイスグループは2.01%安。


 ジャスダック上場の大塚家具は9円高の276円で終了しています。

紹介ない初診は追加負担、対象病院拡大へ

2019-05-20 10:14:28 | Weblog
紹介ない初診は追加負担、対象病院拡大へ 2019年5月15日 日経夕刊有料記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44823710V10C19A5MM8000/?nf=1

 少し前の記事ですが、忘れないうちに投稿。
 大病院で紹介状のない初診患者に対して5000円以上の追加負担を徴収している制度ですが、20年度からその対象を拡大する予定らしいです。
 この制度。元々は2016年の診療報酬改定で導入。当初は病床数500床以上の病院が対象だったものの、18年度からは基準が400床以上になり対象も420病院に拡大。
 また、これとは別に病床数が400に満たない病院でも、独自の判断で患者に定額負担を求めることが可能になっているそうで、病床規模別のサンプル調査では、300~399床の病院の9割、200~299床の7割が徴収(多くは1000円以上4000円未満らしいです)しているらしいのですが、この400病床の基準を200~300床以上に変更して20年度から実施する予定だとか。
 まあ、ご自身や家族が大学病院のお世話になった経験のある方ならば想像がつくと思いますが、未だに患者特に高齢の方の場合は、少しでも有名な先生に診てもらいたいのか、5000円の余計な出費をしても大きな病院に罹りたい人も少なくないようで、休み明けの午前中などは特に混雑が酷くなっていますし、慢性的な症状ならば地域の診療所(かかりつけ医)に定期的に通うことで患者の受診漏れを防ぐと共に、大病院の医師達の過重労働を少しでも減らす意味でも、今後もこの医療機関を棲み分けるように仕向けていく方針は淡々と進められていくのではないかと思います。






北海道 石狩市長に加藤氏初当選

2019-05-20 08:46:36 | Weblog
石狩市長に加藤氏初当選 2019年05月19日 共同
★北海道石狩市 市長選挙結果
当 加藤龍幸 13404票
  村上求  10306票

 北海道石狩市は札幌市の北に位置する人口5.8万人程の市で、市長選は1999年6月から5期20年現職を務めた73歳の田岡克介氏が引退を表明したことから、元市議で46歳の村上求氏と飲食店経営で63歳の加藤龍幸氏の2新人による争いとなりましたが、

 何とか人口減少を食い止め、安心安全なまちづくりのため努力したい。子育て支援策や石狩湾新港の活用を訴えた加藤龍幸氏が13404票を獲得して
 日本一愛される石狩市役所を作ることを天地神明にかけてお約束させていただきます。市政刷新を訴え10306票を獲得した村上求氏 を振り切って新人同士の争いを制しています。

兵庫 加西市長選 西村氏3選 産業活性化策に支持

2019-05-20 08:42:49 | Weblog
兵庫 加西市長選 西村氏3選 産業活性化策に支持 2019年05月19日 神戸
★兵庫県加西市 市長選挙結果
当 西村和平 12254票
  中川暢三 6467票
  吉田稔氏 4030票


 兵庫県加西市は県南部の人口4.3万人程の市で、市長選は2011年6月から2期8年現職を務めて3期目を目指す63歳の西村和平氏に、2005年7月~2011年6月までの2期6年市長を務めた63歳の中川暢三氏、行政書士で65歳の吉田稔氏の2新人が挑みましたが、
 「水道料金を10%下げるなど、あらゆる課題に向き合ったマニフェストを見てほしい」と強調した西村和平氏が12254票を獲得して
 人口減少や病院経営の悪化などを課題に挙げ「民間活力を取り入れるなど、私には有効な政策がある」と主張して6467票を獲得した中川暢三氏
 人口規模に合った市政運営や財政再建を主張。「元市長は混乱を、現市長は財政悪化を招いた。第3の選択肢を」と訴えて4030票を獲得した吉田稔氏 の両氏を退けて3選を決めました。

 昨年12月に現職が立候補を表明した時点では他候補に具体的な動きはなく、告示直前の4月末に中川暢三氏が名乗りを上げ、連休明けには吉田稔氏も加わる無風予想からいきなり3人による選挙戦となったようですが、中川暢三氏は元市長とはいえ大阪市北区の区長に落選してから出馬できそうな首長選に出まくっていて、当の市民からは何を今更感もあったでしょうし、吉田稔氏は普通に知名度不足。
 本気で勝負するなら4年後に対抗候補を一本化できるかが先な気もしますが、3期目に入る西村和平氏はどのような市政運営と実績を残してくれるのでしょうか。