30日の日経平均ですが、米中貿易摩擦長期化懸念から29日の米国主要3市場は続落(ダウ0.87%安、ナスダック0.79%安、S&P500種0.69%安)する中、前日終値(21003円37銭)よりも121円87銭安い20881円50銭でスタートした直後に20939円08銭も10時頃にまず20830円、その後10時20分頃に一旦20920円程まで買い戻されるも11時前に20820円割れ。午前終了少し前に20809円29銭まで下落して、前場は前日比178円46銭安い20824円91銭で終了。
ところが午後に入ると一転買い戻し傾向となり、20880円近辺でスタートの後、13時すぎからじりじりと買い戻しが入り、終値ベースでは前日比60円84銭安い20942円53銭。
続落ながら高値引けでの終了となりました。
中国の上海総合は0.31%安、上海・深センCSI300は0.62%安となるなど中国市場も揃って下げているので、午後に回復したと言っても21000円の心理的大台を割り込んだことから個人による値頃感からの買い戻しが入ったと判断していいでしょうね。
指数別では、日経平均とトピックスは0.29%安で、JPX日経インデックス400は0.27%安。
東証マザーズが1.74%安も他の東京市場の各指数もほぼ小幅なマイナス圏で終了。
東証1部の上昇組は、じもとHD(きらやかと仙台が経営統合した地銀グループ=12.36%高)や明和産業(10.32%高)など5銘柄で10%以上の上昇。
食品スーパーのライフコーポレーションが9.64%高、筑波銀行が6.47%高、ロームが3.86%高、日揮が3.53%高。
一方の下落組では、日本通信が10.9%安。DLEが7.3%安、千趣会が6.41%安、アステラス製薬が4.23%安、カゴメが4.17%安、キッコ-マンが4.16%安、小野薬品工業が4.07%安、楽天が3.22%安など。
レオパレス21は前日終値(311円)より8円高い319円スタート&直後の9時01分に328円も10時前にまず前日終値近辺。13時50分頃から下落し始めて14時50分に297円まで売りこまれて 終値ベースでは11円安の300円で終了(3.54%安)。
ジャスダック上場の大塚家具は6円安の255円で終了しています。