（神奈川）海老名市長選 現職内野氏が５選

（神奈川）海老名市長選 現職内野氏が５選　2019年11月11日　NHKオンライン
★神奈川県海老名市　市長選挙結果
当　内野優、　無現　3万2083票
　　氏家秀太　無新　1万9239票
　　立花孝志、ＮＨＫから国民を守る党新　2990票

　神奈川県海老名市は、県央地域に位置する人口13.3万人程の市で、市長選は2003年11月から4期16年現職を務めて5期目を目指す現職で64歳の内野優氏に、会社役員で52歳の氏家秀太氏、NHKから国民を守る党代表で52歳の立花孝志氏　の2新人が挑みましたが、
　今回は海老名のまちづくりの発展を継続するか止めるかを問う選挙だ。7年後は人口減少の課題も待つ。税収が落ち込むことになったとしても福祉を削ることはできない。発展した力を蓄積し、少子高齢化の時代に立ち向かう。中学校給食実施に向けて取り組み、待機児童対策も民間と協力する。まちが発展すると、さまざまな問題が出る。説明責任を果たし、一つ一つ解決していくと語った内野優氏が3万2083票を獲得して
　20年以上デフレが続くこの国では閉塞感が漂い、新しい問題もたくさん起きている。子育て教育、少子高齢化、定住問題が大きなテーマだが、現市政はほとんど何もやっていない。新しい市政でやっていかないと、間に合わないことになる。失策の結果を市民に押しつけているごみ有料化を撤回させよう。市長が変わらないと、海老名は本当に変わらない　と訴え1万9239票を獲得した氏家秀太氏
　市長になったら、ＮＨＫ集金人の戸別訪問を条例で規制し、受信料を払わない市民に１年間で５万円を助成する。さらに市職員給与を現在の倍に増やし、景気を刺激する。お金持ちを海老名に呼び込むことで、施策の財源にしたい。特に１億円以上の年収がある人を優遇するため、例えば、ごみは分別せずに捨て放題にし、住民票も印鑑証明も職員が届ける。お金持ちも低所得者もわくわくする街にする。海老名をドバイのようにしたいと語り2990票を獲得した立花孝志氏
　の両新人を退けて5選を決めています。

　他の市長選で現職が破れたり新人同士の争いで情勢が読めない中、こちらはごみの有料化以外は大きな争点になりうる問題もなく現職が悠々と逃げ切りましたが、そろそろ多選批判も強くなってくる5期目に突入。
　内野優氏は本業の市政運営は勿論のこと、後継者の育成も求められていくことになるかと思います。

（千葉）袖ケ浦市長選 粕谷氏が初当選

（千葉）袖ケ浦市長選 粕谷氏が初当選　　2019年11月11日　NHKオンライン
★千葉県袖ケ浦市　市長選挙結果
当　粕谷智浩　無新　9755票
　　福原孝彦　無新　7495票
　　塚本幸子　無新　7175票


　千葉県袖ケ浦市は県中西部の君津地域に位置する人口6.3万人程の市で、市長選は2007年11月から3期12年現職を務めた出口清氏が出馬を見送ったことから、63歳で元市議の4年前の前回選挙戦でも出馬した福原孝彦氏、43歳で会社員の自民・公明が推薦する粕谷智彦氏、現職の応援を受けた57歳の塚本幸子氏の3新人による争いとなりましたが、
「都市計画を見直して人口減少対策を進めるほか子育て支援にも力を入れるなど未来を見据えたまちづくりを実現したい」と訴えた粕谷智彦氏が9755票を獲得して
「規制緩和をしながら７万５千人都市に向けて計画を進めたい」とさらなる変革を強調して7495票を獲得した福原孝彦氏
「誰もが安心して住み続けられる街を一緒につくろう」と女性の視点でのまちづくりを掲げて7175票を獲得した塚本幸子氏　を退けて新人同士の争いを制しました。

（徳島）阿南市長選で表原氏初当選

（徳島）阿南市長選で表原氏初当選　2019年11月11日　NHKオンライン
★徳島県阿南市　市長選挙結果
当　表原立磨　無新　1万6644票
　　岩浅嘉仁　無現　1万5392票　

　徳島県阿南市は、県の南東部に位置する2006年3月に羽ノ浦町・那賀川町を編入合併した人口7万人程の市で、市長選は2003年11月から4期16年現職を務めて5期目を目指す65歳の岩浅嘉仁氏に、元市議で44歳の表原立磨氏が挑みましたが、
　市長給与の50％カットなどトップとして身を削り、行財政改革を実行したいと語った表原立磨氏が1万6644票を獲得して
　「経済情勢の先行きが不透明な中、4期16年で積み重ねた経験を生かしつつ成長を続け、安心・安全の阿南市を継続していきたい」と語り1万5392票を獲得した現職の岩浅嘉仁氏　を破り初当選を決めました。
　現職の岩浅嘉仁氏は、4年前の選挙で自ら制定した連続3期限度の多選自粛条例を廃止して4選を決めていたのですが、今回はとうとう対抗候補に敗れる結果に。
　表原立磨氏の行政手腕が注目されることになりそうです。

（茨城）土浦市長選 新人の安藤氏が当選

（茨城）土浦市長選 新人の安藤氏が当選　2019年11月11日　NHKオンライン
★茨城県土浦市　市長選挙結果

当　安藤真理子　無新　2万3610票
　　中川清　　　無現　1万9541票

　茨城県土浦市はつくば市の東に位置する人口13.8万人程の市で、2003年11月から4期16年現職を務めて5期目を目指す74歳の中川清氏に、元県議で58歳の安藤真理氏が挑みましたが、
　企業誘致の促進や、医療介護施策の充実などを公約に掲げ、「停滞を続けるのか、活力ある土浦に戻すのか、未来の土浦を選択する選挙。ぜひ支援をお願いしたい」と声を張り上げた安藤真理氏が23610票を獲得して
　行財政改革の推進や市民との協働など多数の実績を挙げ、「職員、市民との信頼を得ることを大事にしてきた。今後はソフト面を充実し、市政運営をしっかりとやっていきたい」と強調して19541票を獲得した現職の中川清氏　を破り初当選を決めました。
　こちらは現職が74歳と高齢な上に多選批判もそろそろ高まってくる頃かな…と思っていたのですがその現職を破り初当選を決めた安藤真理子氏はどのような行政手腕を見せてくれるのでしょうか。

11日の日経平均 60円03銭安い23331円84銭で終了

　週明け11日の日経平均ですが、先週末終値（23391円87銭）よりも30円26銭高い23422円13銭でスタート。序盤に23471円82銭をつけるなど、9時50分頃までは23450円近辺で推移も、その後は利益確定の売りに押されて10時40分頃に23350円近辺。その後一旦買い戻しが入るも午前終了少し前に23334円81銭をつけ、前場は先週末比47円95銭安い23343円92銭で終了。
　午後は23350円を挟んだ様子見状態で推移。14時20分頃に23323円02銭をつけ、終値ベースでは先週末比60円03銭安い23331円84銭で終了しました。
　ベンチャーキャピタル大手のSBIホールディングスと資本・業務提携する（出資額は10億円程度、出資比率は10%台となる見通し）と報道された福島県の第二地銀の福島銀行が67円高の310円で27.57％高。
　クックパッド（16.56％高）、ジャパンマテリアル（10.65％高）など10％台の上昇は10銘柄。
　地銀再編への思惑買いが入ったのか、千葉興行銀行（8.84％高）、高知銀行（7.69％高）、岩手銀行（7.47％高）、山形銀行（6.14％高）といった所にも物色が入っていますね。

　一方、オルトプラス（16.5％安）やラウンドワン（13.49％安）、ユーグレナ（10.85％安）など10％台の下落も6銘柄。
　ユニチャームが7.66％安、テルモが3.86％安など。レオパレス21は12円安の266円で4.32％安。

　ジャパンディスプレイは2円安の69円で終了。ジャスダック上場の大塚家具は1円高の159円で終了しました。