ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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4日の日経平均 81円98銭高い22695円74銭で終了

2020-06-04 16:21:23 | Weblog
 4日の日経平均ですが、3日の米国株式市場もダウが2%程上昇するなど堅調に推移する中、前日終値(22613円76銭)よりも271円38銭高い22885円14銭でスタート&直後に22907円92銭も、利食い売りで9時50分頃にまず22710円。その後はしばらく22800円近辺で模索も10時50分頃から再び利食い売りが優勢となり、前場終了少し前には22568円01銭と小幅なマイナス圏まで調整して、午前は前日比17円25銭高い22631円01銭で終了。
 午後は開始ほどなくこの日の安値となる22501円81銭まで下落しましたが、13時頃にプラス圏に浮上してからは22700円強程までの小幅なプラス圏で方向感のない展開で推移。終値ベースでは前日比81円98銭高い22695円74銭で終了しました。

 DLEがストップ高となる25.4%高となり、10%台の上昇も内田洋行(16.5%高)など7銘柄。
 一方の下落組では、レオパレス21(13.55%安)など2銘柄で10%以上の下落。HISが4.37%安、電通が3.04%安。

 レオパレス21については、2020年3月期の連結最終損益が803億円の赤字(前の期も686億円の赤字)になる見通しとなり、6000人の社員のうち1000人規模で希望退職を募る旨の報道が入ってきています。


3日の米国市場 ダウ2.05%高、S&P500種1.36%高、ナスダック0.78%高

2020-06-04 08:10:24 | Weblog
 3日の米国株式市場は、発表された経済指標等が市場予想よりも良かったことで、景気回復期待が全米で激化する抗議デモや新型コロナウイルス流行を巡る警戒材料を押しのけて相場を押し上げる展開で終了。

 NYダウは、前日比527ドル24セント高い26269ドル89セントで終了(2.05%高)。
 ナスダックは、前日比74.54ポイント高い9682.91ポイントで終了(0.78%高)。
 S&P500種は、前日比42.05ポイント高い3122.87ポイントで終了(1.36%高)しました。

 週末の米国雇用統計に先立って発表されるADP民間雇用統計の5月の非農業部門の雇用者数が前月比276万人減と減少幅が市場予想(875万人減)を大きく下回った(参考までに過去最悪だった4月は1995.7万人減)ことや、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した5月の非製造業景況感指数は45.4と、市場予想(44)を上回ったことが材料視されたようです。
 ん…。本来ならば雇用指標は数万人程度のマイナスで大騒ぎになりますし、指数も50を下回るだけで猛警戒モードになるのですが、今は市場予想よりもよければそれだけで評価材料とされる少しおかしな傾向になっているような…(困惑
 おそらくは個人が積極的に買いを入れるというよりもプログラム売買で自動的に買われる状況でしょうし、実態経済に比べて株価の反発が強すぎるのではないかという気がしなくもありません。

 ダウ構成30銘柄は25銘柄で上昇、4銘柄で下落、ファイザーは横ばい。
 ボーイングが12.95%高、レイセオンが6.42%高、アメックスが6.39%高、JPモルガンチェースが5.4%高、エクソンモービルが4.08%高。
 一方、ウォルマートが0.38%安、ユナイテッドヘルスグループとインテルが0.31%安。

 NY原油は、前日比0.48ドル高い1バレル37.29ドルで終了(1.3%高)。
 NY金は、前日比29.2ドル安い1トロイオンス1704.8ドルで終了(1.7%安)しています。