22日の日経平均 41円52銭安い22437円27銭で終了

　週明け22日の日経平均ですが、先週末終値（22478円79銭）よりも125円10銭安い22353円69銭でスタート。9時40分頃に22311円94銭をつけるなど朝方はイマイチも、その後上昇に転じて10時10分頃にプラス圏に浮上してからは概ね小幅なプラス圏で推移（午前高値は22511円83銭）して前場は前週末比20円53銭高い22499円32銭で終了。
　午後は開始直後から13時40分頃まで22550円を超える水準で推移（高値は22575円74銭）も、利食い売りもあり14時過ぎに22450円近辺。その後はプラス圏に顔を出す場面も見られましたが、終盤にかけて調整。終値ベースでは先週末比41円52銭安い22437円27銭で終了しました。

　ワイエイシイ（16.6％高）など5銘柄で10％以上の上昇。ジャパンディスプレイが4円高の52円で8.33％高。Ｚホールディングスが5.27％高。
　一方、オリンピックグループ（9.43％安）など2銘柄で9％台の下落。三井Ｅ＆Ｓが5.61％安となっています。

(静岡)下田市長に新人松木氏 大差で現職を破る

(静岡)下田市長に新人松木氏　大差で現職を破る　2020年6月22日　静岡
★静岡県下田市　市長選挙結果
　当　8808票　松木正一郎　５９　無新　
　　　3705票　福井祐輔　７２　無現（１）


　静岡県下田市は伊豆半島南部に位置する人口2万人程の市で、市長選は2016年7月から1期4年現職を続けて再選を目指す72歳の福井祐輔氏に、NPO法人顧問で59歳の松木正一郎氏が挑みましたが、
　課題が山積する市の現状に「役所と市民、団体が『ワンチーム』で連携しなければいけない」県の施設を活用して大学生を市内に呼び込み、活性化につなげる構想を掲げ、「下田に暮らすことを誇りに思えるまちづくりをしたい」と力を込めた松木正一郎氏が8808票を獲得して
「市庁舎移転と中学校統合の二大事業を必ず成し遂げたい」中心市街地活性化については、観光客の回遊性向上を図るため、小公園整備など、景観づくりを手掛けた実績を強調。「全身全霊を傾注して商店街のにぎわいを取り戻す」と訴え3705票を獲得した現職の福井祐輔氏　を破り初当選を決めました。
　初当選を決めた松木氏は告示まで１カ月を切った時点での出馬表明だったようですが、見事に初当選。

　この自治体については、4年前の前回市長選でも福井氏が当時の現職に得票率にして64％対36％と大差をつけて初当選を決めたのですが、4年後の今回市長選では新人が7割強に対して福井氏は3割弱の票数しか獲得できず。
　どうも4年前の市長選以降から、黒船祭や市のマスコットキャラクターを巡り、福井氏と商工会議所との仲たがいの状態が続いていたようで、これで2回連続で現職が再選を目指すも破れるという異例な事態に…。
　トップばかりが突っ走り、市議会や協力行政機関との関係が良くないようでは議会運営も上手くいかないでしょうし、新市長に就任する松木氏は、どう意見徴収をまとめあげて市制運営に働きかけていくかが真剣に問われそうに思います、