日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

新しい福祉事務所

2005-04-12 | 仕事・建物
 午後から福祉事務所に行きました。
福祉事務所と言うと古く薄暗いイメージでしたが、予想に反して明るいモダンな建物でした。
風除室に入ると、ぷ~~んとたばこの匂い、愛煙家が多いのか?と思いましたが事務所内は明るく清潔そのもの、何の匂いもありません。

相方(?)と待ちあわせているので、ガラス張りの風除室にいました。
外はしきりと雨が降っています。
と、事務所の中から中年の職員さんが「お・・よく降るね」と言いながら、一歩外に出てたばこ吸い。
身体は外でも煙はまともに入ってきます。
さっきの匂いはこれだったのか・と納得。
喫煙のこの時間はさぼりでは??とかませたくなりました。

この風除室、壁も天井もガラス。
小口をステンレスで巻いたシンプルな造り。
内側に丸パイプの柱、引き分けのガラス扉、随分と頭を使ったことでしょう。
ところがスッキリ仕上がっているはずが、引き分け戸の引込み部分が危険らしく、手前にガラスの衝立。
更に正面は中の事務所の目隠しにヨシズを無造作に立て掛けています。
想定が甘かったのか、設計者の泣きたい気持ちが理解できます。

無事用事が済み、「新しい事務所はきもちが良いですね」の問い掛けに
「明るすぎて暑いし、見えすぎて逃げ場がありません」
使用者も泣きたい気持ちのようでした。
コメント
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