日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

介護保険の改修\0

2005-04-08 | 仕事・建物
 昨日は介護保険の住宅改修アドバイスに行きました。
重度リュウマチの方が入浴やトイレに苦労していました。
介護保険で何とか楽になるように出来ないか、最善の方法を探りました。

お住まいはマンション、ユニットバスに入るのに18センチもの敷居をまたがなければなりません。
入るときの動作をして下さいましたが、それは大変です。
足・手首・頚椎・腰椎まで痛みがあり、こらえながら少しでも良い方法がないかと見せて下さいます。
古いユニットバスで浴槽の高さが今より高く、縁に腰掛けて足を上げるのもままなりません。
見ているこちらまでつい力が入ってしまいす。
周りを調べた結果、全くのバリアフリーにすることは出来ません、鉄筋コンクリートは床の高さがままなりません。
少し良くなる方法は提案できても、今までの不自由さが軽減されるだけ。
介護保険で多くを賄うことは出来そうもなく、自己負担が増えそうです。

ショックだったのは、待ちきれなく先にトイレの手すりを付けてしまったこと。
本人がここにして下さいと要求したとのことですが、専門の私達から見るともう一寸こうすれば随分と楽になる・・と感じました。
ご本人は「なかったことを思うと格段に良い」とおっしゃいますが・・遅きに失しました。

マンションの不都合で介護保険が使いにくい問題は、これからが本格化するでしょう。
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