日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

遅延バスのお年より\0

2005-07-13 | その他
 今週は慌ただしい日が続きます。
今日は朝8時過ぎからパソコンの前。
昨夜のうちに済ませたかった図面が出来ずじまい。
大慌てではしょれるところは簡単に済ませ、プリント。
出かける5分前に出来上がる、危ない綱渡り。

打合せが無事済みバス停に行くと、危ういところでセーフ。
お年よりの一団がゆっくり乗車。

珍しく込み合っています。
次の停留所でドアが開きました、と「次のバスが直ぐ来ますから、それに乗って下さい」
運転手が大きな声を張り上げます。
う・乗車拒否か、乗れないほどではないが?
「もう30分も待っているの」おばあさんの声。
「座れないし、直ぐ来るから」
「何分後に来るの?」
「このバスは遅れたけれど、次のバスは遅れてないから」運転手さんの親切心のようです。「また待つのはいやだから、乗って立っている!」
元気な声の様子。
強行突破のお年寄りは杖を付き、腰が曲がって、立っているのがようやくの姿勢。
回りを見渡すとどうしたことか、数人を除いて皆お年より。
座っているのもお年寄りだけ、誰も替わってくれません。

運転手さんの親切を無視しての乗車のせいか、皆無言。
見ていて、はらはら・・

しばらく行くと、真後ろにガラガラに空いたバスがくっついています。
「乗り換えない!」
おばあさんの独り言、後悔したでしょう。

次のバス停でお年より全員が下車。
強行突破も杖を付いて同じ方向に進んでゆきます。
何かイベントがあるのでしょう。

以前母に「暇なんだから、空いている時間に行ったら?」と話したことがあります。
「時間が有っても年寄りは先がない、急がなくては・・」と母。
あの人もそんな気分だったのかしら??
コメント
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