日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

質実剛健クールビズ

2005-07-22 | 仕事・建物
 今日は事務所で打合せがありました。

背広姿のととのった身なりの大きな人。
よく光る靴を脱いできちんとそろえました。
こちらは素足に草履履きのラフなポロシャツ姿。
「どうぞクールビズ(便利な言葉)で」と言うと、
素直に「助かります」と背広を脱ぎます。
誠実に説明の合間を縫ってお茶をのみ、資料を片づけ
何処までもソツがありません。
さすが年季の入った人とは違う、感心します。

このところ外回りの営業の人には年齢の高い人が目に付きます。
(年では負けていませんが・・)
企業は経験を重しているのでしょうか?
再雇用で経費を削減しているのでしょうか?
この人は「質実剛健」
「軽佻浮薄」は終わったのでしょうか?

妙高の発電所を思い出しました。
小さな中部電力の施設、年季が入って「質実剛健」
石の造作物が自己主張。
電力会社の人が汗を流しながら草を刈っていました。
この人達もきちんとした作業姿。
暑さの中、引き締まる姿でした。

今どきの建造物は均一で面白みが欠けていますが
時代物は手間ひまをかけ、
細部まで目配りの行き届いた姿が多い気がします。
大切に使っている様子も、高感度アップです。
コメント
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