堂場瞬一の刑事・鳴沢了シリーズの10番目「久遠」
発売されて直ぐの6月末に読んでいた。
最初に読んだ「雪虫」では本屋さんの
極く目立たない場所に少しだけ置いたあったが
「久遠」になると全シリーズがコレデモカと並べられている。
人気が出たことはうれしいが
期待曲線は上昇カーブを描き
作成曲線は下降カーブをなす(と思う)
曲線とは無縁の一直線刑事は作中でも
「変りましたね」と言われるほど角が取れた。
その分、個性は薄れ、意外性がなくパワー不足となる。
その当りは作者も承知であろうが
読者としては気落ちすることになる。
生まれた時から「刑事」気質の鳴沢は「仏のデカ」の祖父を亡くし
「・・のデカ(忘れた)」の父を失い
この先は失った家族の補てんをすべく(極論です)
家族を増やしていくことになりそうだが
作家「堂場瞬一」はどんな次作で行くのだろうか?
角の取れた刑事を快く思わないのなら
「アッ」と驚く上昇曲線を用意するのだろうし
(あるいはシリーズ終了)
ギクシャクとした家庭ながら犯人逮捕邁進するのだろうか?
どう間違っても、居心地のいい家庭から犯人を追ってもらいたくない。
家庭円満の刑事は今野敏作の「樋口顕」に任せておこう
それにしても刑事物シリーズで
警視庁内部の犯罪が多いのはどうしたことだろうか?
「今野敏」しかり、「原リョウ(漢字が出ない)愚か者死すべき」しかり
意表をつく題材なのか
現実に即しているなんてことはあってはならないが
「・・またか」と思う。
発売されて直ぐの6月末に読んでいた。
最初に読んだ「雪虫」では本屋さんの
極く目立たない場所に少しだけ置いたあったが
「久遠」になると全シリーズがコレデモカと並べられている。
人気が出たことはうれしいが
期待曲線は上昇カーブを描き
作成曲線は下降カーブをなす(と思う)
曲線とは無縁の一直線刑事は作中でも
「変りましたね」と言われるほど角が取れた。
その分、個性は薄れ、意外性がなくパワー不足となる。
その当りは作者も承知であろうが
読者としては気落ちすることになる。
生まれた時から「刑事」気質の鳴沢は「仏のデカ」の祖父を亡くし
「・・のデカ(忘れた)」の父を失い
この先は失った家族の補てんをすべく(極論です)
家族を増やしていくことになりそうだが
作家「堂場瞬一」はどんな次作で行くのだろうか?
角の取れた刑事を快く思わないのなら
「アッ」と驚く上昇曲線を用意するのだろうし
(あるいはシリーズ終了)
ギクシャクとした家庭ながら犯人逮捕邁進するのだろうか?
どう間違っても、居心地のいい家庭から犯人を追ってもらいたくない。
家庭円満の刑事は今野敏作の「樋口顕」に任せておこう
それにしても刑事物シリーズで
警視庁内部の犯罪が多いのはどうしたことだろうか?
「今野敏」しかり、「原リョウ(漢字が出ない)愚か者死すべき」しかり
意表をつく題材なのか
現実に即しているなんてことはあってはならないが
「・・またか」と思う。