日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

春の遠足・笠間

2012-03-10 | 仕事・建物
土曜日のNPO法人家づくりの会の春の遠足

バスで最初に向かった先は
笠間の「春風萬里荘
笠間日動美術館の分館として、昭和40年に鎌倉の北大路魯山人の住いを移築



別棟に建ってた茶室「夢境庵」をつなげた



昨年の震災や経年変化で大分傷んでいる。
もう25年位前だろうか、当時の陶芸仲間で訪ねた時には
勇壮で奇麗な屋根だったが
竹で編んだ棟は傷み、藁屋根の藁が抜け
北庭では藁葺き屋根の修復中



雨の土曜日は私達だけが見学をしていたが
いつもは賑わっているのだろうか?

前は気にならなかった茶室



黒柿の床柱が存在感を伝え



赤楽の炉壇、炉縁からずれている。
据え付けがまずかったのか?
畳の調整がまずかったのか?
気になる見え方だった。

それでも係の方は、「建築関係なら写真をどうぞ」と親切だった。

止む事なく降る雨の元ではネコヤナギや
福寿草が春を告げていた。

以前来た時にお茶をした、小さなコーヒーショップ
近くに見つけられたものの、営業はしていなかった。
25年で随分と様変わりをした感のある「春風萬里荘」であった。
コメント
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