日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

仏女入門in上野

2012-08-18 | 仕事・建物
神宮の花火だろうか、姿は見えねど音だけが響く。

午前中の大雨が功を奏して、凌ぎやすい午後だった。
長年の仲良しグループの8月例会のテーマは「仏女入門」
まずは上野の森「韻松亭」でお食事



湯葉豆腐にマグロの山掛け、茶碗蒸し、
かき揚げに、豆ご飯に赤出しにデザート
お値段はリーズナブルに一同満足
上野公園で一休みにピッタリな場所だった。

仲間で講師の伊藤さんの基本的な説明の中の一言
仏像を「美術品」として見るか?
「信仰」の対象として見るか?
私を含め多くの日本人は「どちらも」なのだろう
しげしげとして眺めつつ、他の人に釣られて手を合わせる。

それでもここ数年不動の人気になっているのは
「私達伝来の宝」が根ずいているからに違いない。

国立博物館に移動して本館玄関の右手
第11室の仏像を見る

   

足元の邪気の表情が何とも言えずパチり(写真撮影OK)

仲間がしげしげと眺めているので近寄ると



高村光太郎とも思える手一対



同じく現代アートのような小品が集合
講師に聞くと表示を見て詳しく解説して下さった。
 仏様の持ち物や手の形で仏さんを表し
 一定の形に並べて「曼荼羅」を形成する・・三眛耶形
そういえば見たような形がいくつか

奥の第14室には特別陳列「運慶周辺と康円の仏像」
重要文化財の仏像達
一時オークションで大騒ぎになった
大日如来座像(真如苑像)

この先何時見られるか分からない、仏様に会えて幸運な例会になりました。
コメント
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