日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

ミステリー「夏を殺す少女」

2013-04-27 | 読書
昨夜は生活リズムを狂っわせてしまった。
入浴から寝るまで15分のゆとりがあり
読みかけの本を手に取った。
気付くと1時に少し前、土曜日以外は12時前に寝る習慣が台無し。

大型連休用に買った文庫本の内の1冊
オーストリアの作家 アンドレアス・グルーバー著
「夏を殺す少女」創元推理文庫刊



本屋さんに平積みにされていて何気なく購入
帰りの電車に乗って読み始めた。

高級オープンカーで気持ちよく走っていた白髪頭のホキンスン
ショルダーストラップのミニドレスの女を拾う
女はホキンスンの愛称エディーとよび、
長いスカーフを運転中のホスキンスの首に絡め
馬乗りになって締め上げる・・

ただならぬプロローグ
三日後の9月15日には次の不審死が見つかり
若い女性弁護士が登場する。
一方、精神病院で若い患者が不審死し中年刑事が登場する。

女性弁護士の方は次々と名士の不審死の探索に当たり
刑事は精神病患者の死が続く

ウイーンで発生したプロローグが
北部ドイツに移り、弁護士と刑事が出会い
事件は一つにつながる。
9月19日の事

そんな時にお風呂から上がったから、止まらない。
気づけば濡れた髪の毛はとっくに乾き、
時計は12:45分!

止められない、止まられない一冊でした。
とっても怖い物語です。

ドイツ語の原題は『Rachesommer』
日本語にグーグル訳すると「リベンジの夏」
こちらの方が内容にピッタリだが、果たして
買う気になったかどうか?

今までで一番お勧め出来る一冊でした。
コメント
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