日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「生命の星・地球博物館」見学

2010-10-18 | 趣味・遊び
昨日の日曜日、小田原の神奈川県立「生命の星・地球博物館」に行った。



箱根登山鉄道に乗り3つ目の駅入生田は周りを山に囲まれたひなびた場所
こつ然と建つ博物館は広いアプローチに地球の丸いシンボル
1歩入ると大理石で覆われた壁、ふんだんに資金を投入したようだ。
グループの仲間の伝で、贅沢にも館長さん自らが案内説明をしてくださる。

まずは地球の発生メカニズムから
隕石が展示され「世界に◯個しかありません」館長さんの言葉に
「買ったんですか?発掘の成果品ですか?」下世話な質問に
「事故に備えて世界で分散して持っています」
なるほど、絶滅の心配な動植物と同様に世界中で保管していた。



色々な物質を閉じ込め、冷やし暖め、長年の変動で生まれたユニークな岩石
琥珀から水晶、宝石の原石が特大岩石で展示されている。



1角に巨大地球儀
地殻変動の場所と地震の頻度がランプで展示
この日本列島は両方の灯りがひっきりなしに点滅しいて、一同目が釘付け。



化石ファンがあっけにとられそうなアンモナイトの壁



木材を使った仕事人には驚きの大木の化石「珪化木」
2億3千万年前のアメリカアリゾナの大森林の巨木
外側は木材の質感のまま、見事にカチンコチンの石
年輪もそのまま茶色い石に変わっている。




化石の角を曲がると現在の生き物達や絶滅した動物達の標本

中空には鳥類



実物の骨格や剥製に圧倒されつつ1巡
館長さんの博識と熱意にみんなして脱帽と感謝

2階のテラスからはススキとセイタカアワダチソウの波が見え
その先は早川



この植物達も種を残し次へ命をつないで行くが
何億年単位で見ると絶滅の危機にも見舞われるかもしれない
人間とてもしかり・・だろう。

誰もが一度は行ってもらいたい博物館ではある。

「生命の星・地球博物館」

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4 コメント

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進出 (三山sanzan)
2010-10-19 01:50:19
群馬県でも、セイタカアワダチソウの進出?はかなり前からすさまじいものがあります。丁度今ごろが全盛ですね。その分、何かが進出されている?決して他人事ではない、人間だっていずれは、と考えてしまいます。黄色の波がきれい、というより、何か複雑なものを感じます。小田原の博物館、以前前を通り過ぎてしまったかもしれません。今度は寄ってみます。
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見た事ある建物 (Syuchan)
2010-10-19 05:55:52
見た事ある建物だな、と思ったら。
行った事有ります。箱根に行く時か、帰りかに、立ち寄りました。
ほとんど他のお客はなく、「お金がかかった建物の割に、使われてない寂しい所だね」と妻と話した記憶が。
写真で見ると、少しはお客さんが居るようですね。
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(三山sanzan)様 (いちよう)
2010-10-19 09:01:01
セイタカアワダチソウは一時の勢いはなくなったものの、日本列島に根付いてしまった感がありますね。
子供達にとっては見慣れた違和感のない植物のなっているのでしょう。
奇麗な反面やはり違和感ですよ。
蒲鉾屋さんの近くです、次回は是非にお立ち寄りください。
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(Syuchan)様 (いちよう)
2010-10-19 09:03:36
そうですか、行った事あるんですね。
私は誘われるまで知りませんでした。
ジワジワ人気が出ている様です。
子供連れの家族が多く見られましたし、テラスでのお弁当も気持ち良さそうでした。
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