先週読んだ一冊
夏川草介著「始まりの木」 小学館文庫刊
帯には作者の
「木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語です」
「旅の準備をしたまえ」の一言で始まる。
大学の民俗学者の指導教官と助手の学生の
フィールドワークの物語
近くの公園
古屋神次郎は口の悪い、人に好かれない偏屈な教官だが
同行の藤崎千佳は教官の毒舌にも屈することなく言い返す
が、誰のでも好かれる修士学生。
一話は青森県弘前
偏屈な教官の亡き妻のことを知り
二話では京都叡山で
現実ではありえない体験をし
三話は長野県伊那谷
威厳のある大柊、大学の学部消滅を防ぎ
四話は高知県の遍路道
見知らぬ人を助けることになり
五話は東京本郷
老い先短い和尚を手助けする
さまざまな自然の中で民俗学の何かを学ぶ
口の悪い教官が少しづついい人に見えてくる。
高知県以外は近くに行ったこともあり
風景や人々を頭に描きつつ読み進めた。
物語も実際の風景を知っているか否かで
見える景色が違ってくる。
夏川草介著「始まりの木」 小学館文庫刊
帯には作者の
「木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語です」
「旅の準備をしたまえ」の一言で始まる。
大学の民俗学者の指導教官と助手の学生の
フィールドワークの物語
近くの公園
古屋神次郎は口の悪い、人に好かれない偏屈な教官だが
同行の藤崎千佳は教官の毒舌にも屈することなく言い返す
が、誰のでも好かれる修士学生。
一話は青森県弘前
偏屈な教官の亡き妻のことを知り
二話では京都叡山で
現実ではありえない体験をし
三話は長野県伊那谷
威厳のある大柊、大学の学部消滅を防ぎ
四話は高知県の遍路道
見知らぬ人を助けることになり
五話は東京本郷
老い先短い和尚を手助けする
さまざまな自然の中で民俗学の何かを学ぶ
口の悪い教官が少しづついい人に見えてくる。
高知県以外は近くに行ったこともあり
風景や人々を頭に描きつつ読み進めた。
物語も実際の風景を知っているか否かで
見える景色が違ってくる。
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