日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

リフォームの素人業者

2007-02-09 | 仕事・建物
リフォーム希望のお宅を訪問した。
数年前に外回りを改修し
今回は室内を住みやすくキレイにしたいとの事。

お施主さんの希望のリフォーム個所を聞き
設計者サイドの意見を述べる。
以前は私の意見を却下し、あとで随分と後悔したらしい。
意見を素直に受け止めてくれる。

キッチンは換気扇周りだけの希望が
壁は汚くキッチンセットの取り付けがいい加減で目を覆いたくなる。
「キッチンセットも替えましょうよ」
少し考えたものの、受け入れられた。
以前リフォームをした所がひどい状況
大手のリフォームやさんに頼んだけれど
「来た人がまるで素人」
「腹が立ったので家具の移動なんか頼んじゃった」
笑っているが、同じ建築業界のものとして笑えない。

大幅に工事範囲が拡大し予算を心配すると
「この先の生活のめどが立ったからお金はある」と
いいお施主さんに育ったものと感心する。

が、工期の話で大幅にすれ違い
「1~2週間?」
「いいえ、1ヶ月半」
納得してくれたがまだまだすり合わせには時間がかかりそうだ。

写真は咲き出した福寿草

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阿佐ケ谷パールセンター設計屋魂

2007-02-08 | 仕事・建物
午前中阿佐ケ谷地域センターに出かけた。
NPO法人家づくりの会の副代表ochiさんと一緒に
すぎなみNPO支援センターのトップに面会の約束だ。

この所阿佐ケ谷パールセンターが好きになったので、
まだお店が開いていないアーケードを歩く。

このアーケードの屋根は芸術的
高くなったり横にずれたり波打っている。
ochiさんは「誰も見ない」と切り捨てるが
私は何時も上を向いて歩く。
今朝は人通りが少ないので人にぶつかる心配は無い
ゆっくり写真も撮れた。

誰かの傑作に違いないが、
設計が大変だったより施工がこれ又四苦八苦に違いない。
「よくやった!」だれか喝采したのだろうか?

住宅設計も同じ事
一生懸命予算の中でスッタモンダして
感心するのは本人だけ・・なんてこともあるし
期間を置いて「よくぞ出来た」と思うのも本人だけだったりする。
悲しいかな設計屋魂・・

打合せは和やかに終わり帰りもパールセンターを歩く
ついつい現場バッグを買ってしまう。
安かったが包装が至極簡単
ようやく入る小さい紙袋に無理やり突っ込み頭が見えている。
ゴミが少なくって、まあいいか・・

通ると買い物癖が付きそうでチトコワイ
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ちぢみほうれん草の梅ドレッシング和え

2007-02-07 | 自然・風景
「ちぢみほうれん草」が届いた。
何事も「歯ごたえ」がある物が好きなので
(人間、おせんべい・自然食パンなど、お肉は除外)
ごわごわした、野生を感じられるこれは見るからに好みだ。

正式には「寒締めちぢみほうれん草」と言うらしい。
寒い冬に葉がちぢれて、甘味が増すという。
子どもの頃畑の畝を何列か買って、欲しい時に勝手に取る
と言うのがあって、寒さにちぢこまりながら取った事があった。
こんな風に開ききってちぢんでいたっけ・・

「おひたし」「ナムル」「炒め物」「胡麻和え」にどうぞと小片が入っている。
千葉県山武郡横芝光町、お施主さんの近くで名前(性)まで同じ
まさかね・・
親戚が作っているようで嬉しい。

難点は根元に土がはいっているので洗うのに厄介
でも、昔のほうれん草のように赤い茎がくっきり
母に良く「鉄分が多いから食べなさい」と言われていたっけ・・
ゆがいて胡麻をかけて「梅ドレッシング」和え
今一番好きな食べ方で夕飯を取ろう。

ちぢみほうれん草
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日本以外は危険がいっぱいカモ?

2007-02-06 | 自然・風景
先週の上野の続きを書く
東照宮の「寒牡丹」を見て
都美術館の「書」を見て
不忍池を渡るとカモが沢山浮いていた。

近所の和田堀池のカモが自慢だったが
比べ物にならないくらい多い、種類も格段の差だ。
岩崎邸を見てまた池のほとりに戻った。

蓮の枯れた林の中をスイスイ近づいてくる
柵をまたいで近寄るとただならぬ数がこちらに向かってくる
「餌付けをしている人がいるんじゃない」と友人
右へ行くと右へ泳ぎ、左へ寄ると左に来る。
そのうち、叔母様と叔父様が来て餌をやり出した。
池から上がるカモがさらに増える。
恐がりもせず、よけようともせず餌の取り合いが始まる。
餌にはぐれたカモが私にまともに目を合わせて、「グワ!」くれとせがむ
正面から見るとクチバシが平たく横にひしゃげてアヒルのようだ。
初めて気づいた。
その内にじれて、私のズボンを引っ張るのもいる。

こんなに慣れていて、不忍池は危険が無くても
渡った先では(中国?シベリア?)ひどい目に遭わないのだろうか?
日本意外は危険がいっぱいなはずなのに・・
余計な心配をしてしまう。

北へ帰ってしまわない内にもう一度不忍池まで行きたいな・・
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立ち詰め、やれやれ

2007-02-05 | 仕事・建物
 今日の午後は立ち詰めだった

鶴ケ島、OU研の現場で立ちながら打合せをし、
その後会議室を借りて、話あいのつもりが
「お疲れさまでした」1時間半立ちっ放しで終了

では喫茶店でお茶を、と歩き15分もの遠方へ向かう
この前の喫茶店はと向かった先には「9月をもって閉店」の張り紙
「空いていて良かったのにね」
「だからつぶれたんだよ」
お隣のMr.ドーナッツで打合せ兼おしゃべり

薄暗い中を東武線の急行で池袋駅までタチンボ
ようやく最後の地下鉄方南町線で座れた。
やれやれ・・

現場の写真はもののみごとにハレーション写真
こちらもやれやれ・・
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旧岩崎邸・嬉し悲し

2007-02-03 | 趣味・遊び
昨日の続き
常々行きたいと思っていた旧岩崎邸の見学が出来た。

上野の山から下り、不忍池を渡り東天紅の横奥
緩い砂利道を上がると正面にド~~ン
日本の邸宅とは思えない規模と威容
明治29年完成、庶民には近寄れるはずも無く
ましてや中に入るなんて夢のまた夢。
岩崎家の人たちは洋館の横の和館で生活をし、
この洋館部分は集まりの時に利用されたとの事
戦後財閥に何があったのか昭和27年国有財産になった。
(財閥解体の波か?)
戦後GHQに接収されたがペンキで汚される事は免れていた。

広い庭園を意識し、窓からの眺めを気に配った設計は
明治の招聘建築家ジョサイア・コンドル
明治39年建築の帝国図書館と似ている所が目に付いた
洋館建築の洋式が既に出来上がりつつあったのか?

部屋にはガスバーナーの暖炉が全てに設置
廊下は温風ラジエターにも飾りが施されている
これらも明治29年にもあったのだろうか?
柱の飾りといい、ステンドグラスといい
過剰に華美は避け、上流社会の品の良さを感じさせながら
「どうだ・・」と見せ付ける。

5時閉館にもかかわらず4時半頃から「終了」のお知らせが響き
なんともいやな気分にさせられる。
でる頃には門が60センチしか開いていなかった。
いくら東京都の管理だからといって「あんまり」な・・
嬉し悲しの見学で、又行かなくては・・
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寒さで凍えた東照宮「寒牡丹」

2007-02-02 | 自然・風景
午後から上野に出かけた。

姉が現代書道の2回目のトップ賞を受賞。
偶然にも同じ社中の友達を誘った。

ついでだからと東照宮の「寒牡丹」を
この冬一番の寒さの中、ボタンも寒そう
花びらが水気不足らしく心もとない感じだ。
この所雨が降らないので、ヒョッとして水不足?
中には鳥に食べられて無慚にも、花心だけのものも・・
俳句の立て看板を見ながら楽しんだのもつかの間
寒さで凍えてきた。

そうそうに引き上げて都美術館へむかった。
都美術館も目指す受賞作周りだけ眺めたらまだ3時半
思い立って「旧岩崎邸」の見学に回った。
続きは明日。

写真は寛永寺五重の塔と寒牡丹
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いろんな「失礼な名前」

2007-02-01 | ニュース
今日の夕刊にこれは!と思わせる記事が出ていた。
「差別的魚名変えます」
「いよいよ・・」魚に悪い名前を変えるのか・・
バカジャコ
メクラウサギ
イザリウオ
みんな失礼な、と読み進むと
魚に失礼でなく、人に対する差別用語で
・人に失礼だった!
魚の立場はどうしてくれる!!
あやまりもしないで!

魚だけでなく植物にも失礼な名前は沢山ある
オオイヌフグリ
ニセアカシア
ニセゴシュユ
イヌフグリなんてもっての外だし
植物は誰かのまねをしているわけでは無いのに
「ニセ・・・」なんて。
こちらもどうにかしてください!
人権もあるけど
植物にも権利はあるはず・・

写真は本物の「ヒマラヤ杉」たぶん(次回確認)
公園に20本ぐらいあるだけで森の風情
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