日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「はやぶさ」の落し物

2010-06-12 | ニュース
今週は図面書きを頑張った。
ようやく見積もり図面が完成、業者さんにメールをした。
以前はプリントアウトをして、取りに来てもらっていたが
「メールで結構です!」
手間と消耗品の節約が出来たし、業者さんにしてみれば設計事務所に行く手間が省ける。

一段落をしてブログを書いて今週の仕事は終了・・

世間はワールドカップで盛り上がり、政権交代でザワザワし、
口蹄疫で悲嘆にくれている人たちがいる。

そんな中、明日のはやぶさの落し物が無事届くかが一番の楽しみ。

2003年打ち上げでさなぎのような形の惑星イトカワへ行き
散々なトラブルに打ち勝ち、いざ明日!!
あんなに頑張ったはやぶさは消滅し、落し物を届ける。

ニュースを聞くだけで笑ったり、涙が出そうになったり
「けなげ」「頑張った」「不屈の精神」「不死鳥」
何とも人間臭い科学機械(操作しているのは人だが)

そんな中、Yoy Tubeにアニメがあった。

「大丈夫だ!!
 こんな事もあろうかと!・・」

なんともぴったりなアニメソングとキャラクター達

明日の夜が待ち遠しい。



上を向いて待っている花達



おっと・帰還するのは初冬のオーストラリア
目に青葉はないようだが
はやぶさの落し物は見つかりやすいのだろう。
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命短し「夏椿」

2010-06-11 | 自然・風景
今日は蒸し暑かった。
ワールドカップが開幕したようだが、今ひとつ盛り上がりに欠けるような気がする。
(そういう私も無関心だが)



この季節は密かに咲いている「夏椿」
お昼過ぎに近所で見かけたが、下を向いている姿が涼しげ



4時頃見ると既に花はなし

朝に咲いて夕方には散ってしまう潔さと
短時間でもちゃんと実らせるし、接ぎ木でも増えるしたかな木です。
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橋の出来るまで

2010-06-10 | その他
今日は真夏の日差しだった。

昨年の春から工事中だった善福寺川に架かる「堀之内橋」が完成した。
集中豪雨であっという間の増水で、何度か氾濫して近所が被害をうけていた。
川幅を広げ・深くして水量のキャパを上げる工事だ。



まず、円柱を深く差し込み土圧を押さえ



コンクリートを流し、自然石の間知石を積み(橋の下はコンクートで模様付け)



プレクキャストの橋桁を並べ
欄干の補強筋を配筋し、排水のドレンを付けて
アスファルトを流し、アルミの手摺を取り付け
グリーンで歩道を書き完成!



欄干には「平成22年5月竣工」の文字(見えにくくて失礼)



その間10m先の人道橋を迂回し,橋向うが遠くなったが
ようやく工期2ヶ月遅れで完成!
沿道の遊歩道は今月末の完成予定。

だけど、前の橋より数段立派になったが、橋の位置が高くなり坂道が出来てしまった。
これも洪水対策の一環だろうか?
雨の日など足元に注意しなくては・・
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公園の花咲か爺さん

2010-06-09 | 自然・風景
この前に日曜日の写真です。
自宅から往復4キロのウオーキングにジョギングを取り入れた運動の積もりが
出来れば本を読んでいたい、と思いつつ
出掛けると道草・寄り道・野鳥観察など予定時間を超過する結果になる。

この前は、貴重な発見(?)をした。
終点にしている公園(2キロのほとんどが公園になっているが)



姫ジオンが夕日に輝き、名前を知らない小麦のような穂が揺れる横で



小父さまが気ぜわしそうに花壇をなでて、何やら自転車のかごに積んで
キョロッと見渡して走り去った。
「さては花泥棒!」
跡を見ると花を取ったのでなく、新しい苗が植えてあった。
花泥棒ではなく、花咲か爺さん・・

公園は植木屋さんが管理をしていると思っていたが
かなりの所が自主施工(?)のようだ。
少し離れた百合の木公園(勝手に命名)でも
違う小父さまが、何かを植えているとこに出くわした事がある。



今は植え人知らず、名前知らずの花が満開。
後ろではもう少しでブラックベリーが食べごろになりそうだ。

公園では小父さまパワーが全開らしい。



楠木公園では、木の囲いの中はイネ科の植物の無法地帯。
以前は色々な花が咲いていたが、イネ科に制覇されてしまったようだ。
小父さま集団にどうにか頑張ってもらえればいいけれど・・
管理されすぎた公園では、無法地帯も貴重な眺めかもしれない。
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梅雨入り前の景色

2010-06-08 | 趣味・遊び
今日は長旅をした気分だ。
午前中いっぱい練馬で仕事をし、西武線で入間市へ
駅のホームは牧歌的な雰囲気に満ちあふれ
「ファミレスで打合せ」と約束だが、ファミレスがあるとは思えない景色

それでも迎えの車で少し行くと商店街が続き、無事ファミレスの打合せが終わった。
乗車時間はそう長くもないが慣れない場所はうんと遠くに感じられる。

そんなこんなは別にして、梅雨入りが近そうな湿気具合



公園では蜘蛛の仕事が光を反射し



和田堀池では鯉と緑の光が戯れていた(日曜日))

今時分あちこちに見られる赤い花



「ザクロ」(少しぶれました)
黄色いつぶつぶが柘榴の実のゼリー状の中の種になるのかと思うと
この数の多さも納得!

梅雨入り前に、お風呂のカビ対策をしておきたいが
この気ぜわさを、どうにかしたい。
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国会議事堂見学

2010-06-07 | 仕事・建物
先週金曜日の木材会舘に続き「オープンアーキテクチャー」の見学会に参加した。
国会議事堂
昨年日程が合わずに断念したので、今年こそと申し込んだ。
申し込みの頃は図面書き一段落をしているはずが、すったもんだの真っ最中だが。

木材会舘の大人数に比べて今回は6人の小所帯だが
案内の鷲野宏氏は汗びっしょりになりながらも
エレベーターで昇り、階段を下り、廊下を歩きまた下り・・
建築様式のこと、当時の設計コンペの事、参院と衆議院の違いなど
分かりやすく丁寧に説明をしてくださる。

是非とも見たかったのは、小学6年生の遠足で見学をし
ほとんど記憶が無いまま、思い出して上書きをしたくなったからだが
赤絨毯を踏み、権威の象徴の階段を見ても思い出す事は無かったが
衆議院の議場の傍聴席に立ってようやく「ここは見た」と思えた。

大正9年着工、昭和11年竣工の議事堂は
ドイツやイギリスの様式を取り入れる事の多かった当時
遥か昔のローマ時代より先のギリシャや古代エジプトの様式を取り入れた。
エンタシスの列柱の基壇が無く、柱頭の装飾が簡素
ピラミッド型の屋根は伊藤博文のお墓を表す(とも言われる)などの話が聞けた。



写真撮影が禁止される中、正門前だけは許されていて
小学生の団体が集団撮影をしていたが、この子達の何人が大人になっても覚えているだろう。

1時間半の予定が大サービスで大幅に延長し
お土産屋さんでキティーちゃんの永田町バージョンをゲット!



鳩山さんのお饅頭は既になく、政権の変わり目の早さを痛感した。
(管さんの瓦せんべいがあった)

黒塗りの車が次から次へと参議院へ流れ、政治の変わり目の話し合いがもたれているらしい。
案内の鷲野氏の伝で手に入れた見学のカードを返還して見学は終り。
建築だけでなく、政治の裏話まで聞けた有意義な午後でした。
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木材会舘見学付録

2010-06-05 | 仕事・建物
昨日の見学の付録です。

7階の木をふんだんに使ったホール、ひとしきり説明が終える頃
木材会舘の方が広いカーテンをあけたると
新木場一帯が広がって見えるが、参加者は撮影に夢中



ガラスに映る虚像とこちら向きの人々の逆光が解け合って不思議なシルエット(自画自賛)

「部屋にはいると正面から自然光が差し込む事を意識した」山梨氏



意図通り細い廊下に水回りの窓からの光が四角く連なる。



7階のデッキからは建設中のスカイツリーが見える(生で見たのは初めて)
このタワーも日建設計の仕事。



地下の機械室には木製の受水槽
「FRPを使うのなら、是非国産の木の樽を使ってください」との事。

横の駐車場に可愛いリフト、天井の高い照明器具を取り替える時のための準備万端。



見学が終わって駅前に戻ると「これ・なに?」



ここは木場、貯木場に浮かべた丸太に鳶口のモニュメントでした。
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新木場・木材会館見学

2010-06-04 | 仕事・建物
今日の午前中は建物見学に参加してきた。
毎年今の時期に開催される「オープンアーキテクチャー」
(昨年は建築解放区と呼んでいたようだが)
9時半集合で新木場駅前の車通りの激しい向かい側
「これこれ」以前建築雑誌で見て是非行ってみたいと思っていた。





築後1年経つ構造SRC造+S+Wの建物はコンクリートと木のコントラストが
際立って、若葉との相性が抜群。
総勢30人はいただろうか老若男女、設計者、施工者、営業職など見た目も様々。
一様に興味津々

案内は日建設計の山梨知彦氏



1階ロビーからホールへ入ると片面(西)は
日差しを調整する120角の檜とコンクリーの袖壁が奇麗なコントラストをなし
間に見える前庭の緑が際立つ。
反対側の間仕切り壁はランダムに見える角材だが
山梨氏が動かすとスチールの扉が出現した。



木材会舘の名の通りふんだんに使われた檜や様々な樹種の香りが漂う。



「都会に森を」「火災で燃え上がっても避難が容易な木のバルコニー」
「木によって快適なOffice環境」
など設計者自身から設計思想を聞けて見学が何倍にも有意義になった。


7階のホール

2時間近くの見学会の後洗面所を借りると
型枠にも木材を使ったコンクリート打放しの壁
横から光で木に変身したようだった。



「今は黄色い木とグレーのコンクリートが、10年後にはグレーになった木材と、
木の灰汁が出て黄色に変色したコンクリートで、色の逆転現象が起こっているかもしれない」
山梨氏の話が現実味を帯びる数年後に見に来たいと思った。

open! architecture
日建設計 木材会舘
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貫井徳郎著「転生」

2010-06-03 | 読書
先週大きな書店で5冊のまとめ買いをしてきた。
目の前に読みたい本があると、家事やテレビはそっちのけで読書三昧になる。

今日の1冊は貫井徳郎の「転生」幻冬社文庫’99年発行を7年前に文庫本化し
今や10版にもなっている。



心臓移植が成功して楽になった身体で今までに無い嗜好に気付き、
思い当たる節の無いリアルな夢を見るようになる。
ドナーの記憶に違いないと、調べに入る男子大学生
タブーなはずのドナーの特定と家族への面会。
交通事故死をした女性に違和感を覚え
突き詰めると、そこには心臓移植に関する秘密結社・・

育ちが良くて素直で、誰にでも好かれる男子大学生
秘密を知り、幸せな結末にすすむ・・こんな筋書きだが
物語上手、心理描写を手玉に取り(表現悪いが)一気読みをしてしまう。

移植手術を受けた人が今までと違う感覚を持つ事は知っていたし
他人の死を前提とした自分の「生」に後ろめたさを覚える事も想像出来る。
死後の臓器移植提供意思表示カード」も免許証ケースに入れているが、
「心停止後移植の提供」の2欄にしている。

改めて眺めてみると眼球は老眼で近視だし
肺は近頃咳き込んで自信なし、肝臓は目下治療中となると
心拍数60台の毛の生えた心臓と腎臓、膵臓くらいしか使えそうも無い。
それも年齢が高くなって大丈夫だろうか?

車に乗らない・血圧は低い・家族に癌の人はいないでは
元気なうちに死ぬのは難しそうだ・・

なんて、変な事を考えてしまったが、
土曜の夜に乃南アサの「いつか陽のあたる場所で」を読み
日曜日に「転生」を読んでいて目はシバシバ
これでは「眼球」の提供も無理かもしれない。

ともあれ、お薦めの1册です。
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政治ニュースとトマト

2010-06-02 | ニュース
今日はさわやかな一日だった。

ゴミ出しと宅配の食品を取りにドアを開けた以外はパソコンとにらめっこで
夕刊を広げてビックリ!



とうとうと言うか、ようやくと言うか迷走していた政治に決着がついたようだが
このままスッキリ前に進めるかはいまだ未定。
私達が納得出来るような筋道を歩んで欲しいものだ。

杉並区のやり手区長は任期半ばで放り出し
参議院に打って出るらしい。
「今しかチャンスは無い」と言い張るが、投げ出された区民はいい気分はしない。
住民より自分のステップアップが大事か?
住民を投げ捨てる政治家を支持する気にはならない。
その上スキャンダルが明るみに出て、お先真っ暗。

お人好しで迷走をする政治家、自分の将来しか見えない政治家
やめたからって、明るい展望を見いだしている人は少数派だろう。
腹黒くなく、国民のため最適な選択をする政治家は出てくるのだろうか?

そんなこんなより、届いた小粒のトマト。
小さくていびつだけれど、ピッカピカに輝いている。
何も付けなくても美味しいトマト

今夜は延長ニュース(たぶん)を見ながらトマトを食べよう!
(意味不明)
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名水(?)神社

2010-06-01 | 自然・風景
練馬区役所の帰り、いつもと違う横町を通った。



こじんまりとした神社の門柱に大きな提灯が掛けられ



唐破風の社に向かって祈りを捧げる人たち
横の御幣を回してある水を大きななペットボトルにつめている小母様
「名水なんですか?」
「随分前からくみにきています」



石の「南」の文字の上から水が湧き出て、柄杓が添えられている。
飲んでみると生暖かく、美味しいとは言えない味。
横の水質検査表には「問題なし」のお墨付き
都内の井戸は大部分が「飲用に適さない」と書かれるが
この練馬でも珍しい事に違いない。

早速手持ちのペットボトルを空にして、備え付けの柄杓と如雨露を借りて満杯にした。
もう一人の小母さまは、一口飲んでこちらに向かって(私にではないが)手を合わす。
信心深い人たちの神社だった。

ご神体はこの水の湧き出る石碑なのだろうか・・

信心とは縁のない私には、きりっと冷やして飲んでも「??」な味
名水には「美味しい」と思う心が必要らしい。
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