魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

深海魚31.ヒレグロゲンコ

2009年06月15日 13時22分40秒 | トロール船乗船記録と深海の魚(2009年5月)

本日の深海魚は、カレイ目ウシノシタ科のヒレグロゲンコCynoglossus nigropinnatus   Ochiaiです。ウシノシタ科魚類は「シタビラメ」の通称でも親しまれています。

ヒレグロゲンコはウシノシタ科イヌノシタ属魚類に含まれ、他の種とは、有眼側に3列の側線があり、鼻孔が2個あり、背鰭軟条数が104から112本であり、口の後端は下眼後端をこえず、有眼側の背鰭と臀鰭が黒色であることで区別されます。

分布は熊野灘から土佐湾とされていますが、日向灘でも確認されています。

本種はトロールで水深100~180mの深さから水揚げされますが、特に食用にはされていませんでした。今回はこの魚をいただいてきて・・・

ムニエルでいただきました。クリームソースかけすぎ・・・でも美味しかった。食用としての価値も、そのうち出てくるかも知れませんね。

コメント
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