アメリカが韓国を同盟国だと思っているとすれば、それはとんでもない間違いだ。シリアへの軍事的な制裁の正当性は別にして、国連の潘基文(パンギムン)事務総長の発言は、あまりにもシリアに肩入れをしている。それはつまり、中共にいい顔をしたいのである。公正であるべき立場を忘れ、韓国人として宗主国に忠誠を誓っている。反日にとどまらずに、反米を国是にしようとしているのだ。韓国に反日の種を撒いたのはアメリカである。韓国の大統領に李承晩を据えたことで、竹島は韓国が実効支配するようになり、李承晩ラインによって多くの日本漁船が拿捕され、44人の死傷者が出たのである。反日論者が大統領であったことで、日韓関係は戦後すぐから気まずかった。しかし、反日にとどまっていれば、それはそれでアメリカも対応のしようがあるが、今では反米になってきている。中共が東アジアで覇権を確立しそうだと思えば、なりふり構わず接近するのだ。日本人の多くが韓国人への反感を募らせているのは、反日運動へのリアクションである。今のアメリカも同様な気持ちになっているはずだ。日本はアメリカとの同盟関係を重視する。過去はどうあれ、約束は守るのである。アメリカを孤立させることはしない。そこが日本と韓国との違いである。東アジアの平和を維持するのは、そんなに難しいことではない。中共などの脅威に対して、日米が身構えればいいだけだ。もはや韓国を相手にする必要はないのである。
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