草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ネット時代に逆行する朝日新聞の奢りを嗤う!

2013年09月22日 | マスコミ評

 ネットで朝日新聞の「天声人語」などを読むのに、わざわざログインしなくてはならない。無料会員はあるものの、それだと記事が限定されてしまう。最終的には有料会員の拡大を狙っているのだろう。ネット時代においては、情報を発信するのも、それを受け取るのも、経費は限りなくゼロに近い。しかし、そのことを朝日新聞は忘れているようだ。「天声人語」に目を通しておかなければ、大学の受験もままならないときもあったが、今それを読むことは、かえってマイナスになる。戦後民主主義の虚妄に賭けているわけだから、新たな見方や発想は出てこないからだ。平和惚けをした論調で、国民を騙そうとしても、誰ももはや見向きはしない。多くの人に訴えたいのであれば、無料でいくしかない。どんな人であろうとも、自由に意見を述べられるようになった。それがネット時代の特徴だ。しかも、そこでは年齢などおかまいなしなのである。オタクである「ギーク」の後を受けて、ネット上で育った「キッズ」が、あらゆる情報を消化し、分析し批評する。その奇抜さが世の中をリードするのだ。彼らは受験勉強の勝ち組ではない。型にはまった教育を受け、暗記力だけで勝負してきたエリートではない。新たなエリートが登場しつつあるのだ。朝日新聞で胡坐をかいている受験競争の勝ち組は、天下をとったと勘違いしているが、それは大きな間違いである。正規の教育を受けずとも、才能のみでのし上がってくる「キッズ」の方が、朝日新聞などよりはるかに上なのである。

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大東亜戦争の本当の話を知りたいと思う若者が日本を救う!

2013年09月22日 | 思想家

 戦後68年経ってようやく日本はまともになりつつある。大東亜戦争が何であったのか。全て日本が悪いのか。国際法に違反して日本に原爆を投下し、占領中に日本を骨抜きにする憲法を押し付けたことが許されるのか。それがようやく問題にされるようになってきたからだ。戦後の一時期、文壇からパージされた日本浪漫派の保田輿重郎は、すでに今日の日が来ることを予言していた。昭和25年に執筆した「明治維新とアジアの革命」において、日本人が日本人であることを取り戻す日の到来を信じていたのである。そして、その前兆を見逃さなかった。「近時やうやく、日本の歴史を知りたい、大東亜戦争の本当の話を知りたい、という青年の声が起こってきた。これは本の売れ方をみてもわかることだ。青少年が、大東亜戦争の本当の話を知りたいと言ひ出したことは、実に重大なことである」と書いている。保田は反近代の思想家である。日本の「農」では「所謂歴史といふものは殆どないのである。農といふものは永遠であり、無常ではない。流転しない。永遠とか天攘無窮という思想と観念は、農といふものの実体と信念と現実を表現したものと考へられる」からである。歴史を動かした人間にこそ目が向けられるべきなのだ。歴史の流れは未来に向かって流れているのではなく、刻々と変化する状況のなかで私たちに決断を強いるのである。保田はそこで善悪や正義が問われるのだという。そうした観点から見直すならば、大東亜戦争の見方も違ってくるのである。

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