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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

大アジア主義の復活は中共のままでは無理だ!

2013年09月12日 | 思想家

 大アジア主義について私は、何度となく否定的な文章を書いてきた。今の中共や朝鮮半島の反日の動きを見れば、手をつなぐに値しないからだ。しかしながら、葦津泰國氏が、父で保守民族派の論客であった葦津珍彦の著『大アジア主義と頭山満』の前書きにおいて、「終戦60年、もはや戦後といって過ごしているのは許されない。日本は紛れもないアジアの一国であり、独自の文化を数千年にわたり育み続けてきた国である。日本人が再び明治維新のころのような情熱を取り戻し、アジアの同胞と深い友好関係を再び築き、隣国とも手をつないで、ともに明日に向かって栄えていくことを願ってやまない」と書いているのを、無視することはできない。葦津珍彦は玄洋社の頭山満を高く評価していた。それを受けて私も、あえて今日の中国を「中共」と呼び、かつての清と同じように考えている。他民族の支配ではなくても、一党独裁の統治システムは、中国の国民を不幸に陥れているからだ。さらに、現在の韓国も頭山らが韓国独立党を支援していた時代と似ている。当時の韓国は清に隷属して、亡国の様相を呈していた。このために頭山らは、金玉均らを物心両面で支えたのだった。中国共産党が権力の座から引きずり降ろされるのも、そう遠くはないだろう。韓国の反日政権もそれと一緒に没落するだろう。大アジア主義がもう一度復活するとすれば、そのときではないだろうか。当面は私たち日本人は、抑圧された二つの国の人たちを、裏から応援すべきだろう。すぐに大アジア主義を実現するのは難しいが、後10年もしないうちに状況は変わってくるのではないだろうか。そうなるためにも、日本は国家として毅然としなくてはならない。なぜなら声には出さなくても、それらの国には、隠れた親日家がたくさんいるのだから。

 

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自民党に揺さぶりをかけるためにも真正保守党の結成を!

2013年09月12日 | 政局

 自民党に方向性を与え、日本を取り戻すには、広汎な国民運動が盛り上がらなくてはならない。それを実際にやっている人もいるわけだが、私はそれを政党化すべきだと思っている。それと同時に、それが無理は地域では、自民党員に次々となって自分たちの要求を突きつける手もある。このまま傍観していると、安倍首相の最初の意気込みはどこかに消えて、結局は昔の自民党に先祖返りし、主義主張もない、利益団体の手先となるだけである。新党か加入戦術化をめぐっては、それぞれの地方の事情があるだろうが、外部と内部から揺さぶりかければ、自民党だって変わらざるを得ないのである。私は自民党に期待して、必死で応援をしてきた。とくの最近の二度にわたる国政選挙では、ボランティアで手伝いもした。にもかかわらず、消費税増税とTPPでは裏切られた。これに対して新しい保守勢力は、批判を強めるとともに、立場の違いを打ち出すべきだろう。自民党に取って代わろうとした保守政党が次々と失敗したのは、新自由主義に与したからだ。国民大衆を軽蔑したのである。日本の伝統を守り、その上に立脚した保守民族派が、アメリカニズムの功利主義に屈服することはできない。わたしは民族主義の高揚を背景にして、アメリカとの対等の関係を築く政府を切望する。東京裁判史観からの脱却もその一つである。現在は自民党しかないのは確かだが、もはやそこにとどまってはいられないのである。日本の危機的状況はより深刻化しており、自民党を変えるためにも、真正保守政党の結成は愁眉の急ではないだろうか。

 

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消費税増税をすれば暗いトンネルに逆戻りだ!

2013年09月12日 | 経済

 安倍晋三首相が消費税増税に踏み切るのだという。これによってようやく上向いてきた日本経済は間違いなく減速するだろう。景気の腰折れを防ぐために、3%の増税分の2%を経済対策に使うからというので逃げ切りたいようだが、とんでもないことだ。それは庶民から取り上げた金で、官僚の権限を強化することでしかない。庶民の懐が温まるわけではない。そもそも増税しなければ、公共投資ができないという考え方がおかしい。その一方では大企業の法人税を減税することになるのだろう。日本の経済を根本から支えているのは、いうまでもなく国民の消費である。そこに冷水を浴びせて、経済の規模拡大が図れるわけがない。オリンピックは7年先のことであり、目先には影響しない。アベノミクスの本来の目標はデフレからの脱却であったはずだ。それに逆行するような政策をとれば、またまた日本は暗いトンネルに逆戻りである。自民、公明、民主の3党合意で決まったことだから、ごり押しをするというのは、政局を優先させたいからだろう。ようやく明るさを取り戻しつつあるのに、本当に安倍首相はそれで良いと思っているのだろうか。政治は誰がやっても同じなのだろうか。これでは民主党政権と変わらないではないか。マクロ的にはケインズの手法を取り入れで、景気を加速させる一方で、ミクロ的には競争を第一とする。その両面からアプローチをすべきなのである。官僚の天下り先をカネをばら撒くだけの消費税増税は、まさしく悪代官の手法ではないか。どうして1、2年待てないのだろう。

 

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