我が国は韓国に対しては毅然たる態度を取るべきなのである。甘い顔をしてきたから、現在のような最悪の関係になったのだ。反日が国是であるような国家とは、まともに付き合う必要などない。自らの非を認めてこない限り、手を差し伸べるべきではないのである▼岩屋毅防衛相はあまりにも弱腰である。「韓国との関係を元にもどしたい」と言うにいたっては、何をか言わんやである。韓国軍艦による自衛隊機への火器管制レーダーの照射にしても、一言の陳謝もないのに、なぜそこまでするのだろう。北朝鮮の軍事的な挑発に備えるにしても、もはや韓国は同盟国ではないのである▼会田雄次は『決断の条件』でマキャヴェリの「謙譲の美徳によって尊大をうちくだけると考えることは大抵失敗に終わる」との言葉を引き合いにだして、「鷹揚に相手のなすままになっていては絶対駄目である。そして相手のたくらみを見抜いたら、こちらの力は乏しくとも断固として戦う決心をし、その準備にかからねばならない。相手はそのときにはじめてこちらを尊敬するのである」と書いている▼韓国と交渉をするのであれば、言うべきことを口にしなくてはならない。それもしないで妥協するというのは、絶対に許されるべきではない。岩屋防衛相は我が国が直面している危機をどう考えているのだろう。ここで譲歩すれば韓国の思うつぼなのであり、我が国を売ることなのである。
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