丸山穂高が口にしたことは、断じて間違っていない。今回のことで日本維新の会は保守派から見限られることになった。橋下徹の思いのままに操られて、それで良いのだろうか。我が国の敗戦のどさくさに紛れて、北方領土を奪い取ったのはソ連であり、軍事力を行使して実効支配にいたったのである。我が国が降伏したことで、撃退することがかなわなかったので、漁夫の利を得たのである▼丸山を守ることは日本を守ることだ。橋下の主張はあまりにもいい加減である。沖縄の独立論に加担したり、桜井誠との討論を拒否したり、やりたい放題ではないか。そして、主義主張はグローバリズムであり、堺屋太一を師と仰いでいるわけで、日本の国柄についてはまったくの無知である。女系天皇を認めるにいたっては、極左と大差がない▼野党が結束して丸山への辞職勧告決議を提出した。間違っても自民党はそれに与するべきではない、国会議員の自由な発言を規制することは、民主主義を否定することである。そんなことがまかり通れば、悪しき前例となって、自由に物が言えなくなる。丸山は戦争を肯定したわけではない。厳しい現実を口にしただけなのである。それすらも認められないのであれば、我が国は丸裸になって武装を解除するしかなくなる。全体主義の中共の属国になってそれで本当にいいのだろうか。
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