草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

東京都で感染者が増えているのは気が緩んできているからだ!

2020年07月10日 | 感染症

東京都で新型コロナウイルスの感染者が増え続けている。第二波がやって来たのか、それともPCR検査を増やしたことで、現状を把握できるようになったのか、その辺のことはよく分からないが、ジョンズ・ホプキンス大学の今朝の段階の発表によると、日本人の感染者は2万人を超え、死者数も1千人に迫りつつある▼一旦は終息に向かいつつあると思われたが、ここ数日は東京都だけは異常に突出している。気が緩んできているのではないか。若い人が多いというのは、罹っても重症化するリスクが低いからだろう。命にかかわるのは65歳以上の高齢者か、基礎疾患がある人たちである。それでついつい甘く見てしまうのだろう▼国は飲食店や旅館などに手厚い援助をすべきである。営業を継続するためには、徹底した感染症対策を実施しなくてはならない。それなりのコストがかかるのであり、運転資金も含めてそこに集中的に資金を投下すべきである。さらに雇用を維持するためにも、ロックダウンなどで経済活動をストップするわけにはいかず、今後も気を引き締めて、手抜きすることなく、三密にならないとか、やるべきことをやるしかない。新型コロナウイルスとの闘いはこれからも長期間続くことを、私たちは覚悟しなくてはならないのである。

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