草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

習近平の国賓来日反対を主張する自民党の保守派を支持する!

2020年07月08日 | 国際問題

「諸国民の公正と信義」に信頼するのではなく、日本自らが国家意思を示す時代が到来したのである。国際社会に向かって、言うべきことは言わなくてはならないのである▼自民党の外交部会と外交調査会は6日に行われ、習近平の国賓来日の中止を求める決議案について協議した。毎日新聞の電子版が報じたもので、中共による「香港国家安全維持法」の制定を受け、これに反発する保守派が採択をしようとしているのに対して、二階派議員が異論を述べた▼発言者27人のうち、反対・慎重は5人にとどまったが、最終的には中山泰秀部会長に一任し、「中止」の文言を残したうえで、表現を微調整することになった。保守主義を掲げる自民党ですら、親中派議員はかなりの数いるのだ。今中共が香港などで行っていることは、ヒットラーやスターリンに匹敵する人権侵害であり、断じて許されるべきことではない▼残念でならないのは、自民党の保守派の議員以外には、面と向かって中共を批判する勢力がないことだ。与党の一翼をなっている公明党は、未だに習近平の国賓訪日にこだわっている。互恵平等の関係を築くためにも、卑屈になるのは間違っている。国家として言うべきことを言うべきなのである。中国共産党によって抑圧されている人たちの側にこそ、私たちは立たなければならないのである。

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