草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

大半の日本人は新型コロナに罹っても自然免疫で治ってしまう!

2020年07月18日 | 感染症

東洋経済解説部コラムニストの大崎明子が昨日、東洋経済ONLINEにアップした「新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ」(高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化)は、エビデンスにもとづいており、不安を煽るだけのマスコミ報道とは違って、腑に落ちるものがあった▼2月から現在まで、日本での新型コロナによる死亡者は1000人に達しておらず、例年のインフルエンザの死亡者の三分の一にとどまる。なぜそうなのかについて、国際社会福祉大学の高橋泰教授に取材して記事にしたのだった▼「感染7段階モデル」というのは、初期から中盤までは新型コロナにかかっても、多くの場合は無症状か風邪程度で終わる。しかし、1万人か2.5万人に1人程度の割合で、サイトカン・ストーム(免疫システム暴走)や血栓形成によって、高齢者を中心に死に至らせしめるというのだ。注目すべきは、毒性が弱いためにウイルスが一定量増量しないと抗体ができる以前に、自然免疫で治ってしまうとの仮説である▼初期や中盤でも新型コロナは体にいるので陽性となるが、その一方で抗体はできず陰性となるのである。東京で抗体を持つ人が0.1パーセントに過ぎないということも、それで説明がつく。第2波が来ても「自然免疫の強さは日本人にとって強い助けとなる」という見方であり、極端に恐れ絶望する必要はないのである。

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