4月は子供たちの誕生日がダブルなど、我が家にとっては特別な日が多い月である。 もちろん国家や自治体にとっても年度初めで日本では第二の新年ともいえるし、学校や職場でも新入生、新入社員の晴れの月でもある。
目出度い日には「ご馳走」と「プレゼント」いうパターンが、どこの家庭でも多いだろう、我が家でも「レストランか、本物の寿司屋さんで」と行きたいところだが、物価高と現状の収入状態では、もはや実現不可能
我が家で工夫して、美味しいものを安く食べて祝うしかない、「そうなれば私の出番だい! やってやろうじゃないの」
さて、特別の日だからちょい贅沢で一人予算は1000円だな、まずは材料の買い出しだ
マグロの中トロ刺身、それと表示は本マグロの赤身(たぶんメバチだと思うが)、イカのさしみ、筋子、ムキホッキ、それと白身は高いから、地物の中サイズの真鯛一匹買って自分で調理すれば安くできる
驚いたのは養殖のぶり、皮引きの柵どりで100gほどのものが900円近い、もはや和牛並みの値段になっていた(もしくは寒ブリ)、まあ献立には入っていないからいいや
こんなところで1000円の予算は使い切った、家で調理開始
卵一個で厚い薄焼き卵を1枚焼いて、ご近所からいただいた「菜の花」を茹でて、富山名産、朧昆布、以上
酢飯に合わせて、盛り付け(写真のとおり)、タイの頭や骨は割って下茹でしてから、お吸い物に
いただき物の、岐阜の初物筍を甘煮にして、菜の花を彩り
はい完成、外食なら1人前2500円はくだらないだろう、「いっただきま~す」
工夫と手間で安くても美味しいものはいただける。
材料費1000円
魚貝六点盛り海鮮丼、中トロが美味しかった
筍の根の部分、豆腐、糸コン、ニンジン、鶏もも、
甘じょっぱく味が染みて、かなりの成功率の煮しめとなりました
鯛の頭を縦割りにして2人前のお吸い物
鯛の薄腹側のさしみ、湯ぶりの皮も柔らかくて好きな部位
獲れて一晩くらいの地物鯛、鮮度も良い