丘陵地帯には畑が多くて、今の時期はあちこちで夏野菜つくりや春菜の収穫をする人たちが見られる。
もともと農家が多い町だったが、ほとんどが農業を辞めて、兼業~老後の暇つぶし、楽しみ、健康維持という感じでやっている高齢者が多い。
畑づくりをやっている人たちは皆、背筋も伸びて健康そのものだ、年齢より若く見える人が多い。
いきなり目の前に鳥が止まった ピンぼけ残念
一気に20mほど登った、我らはこの下界の喧騒の中に住む
林道の左右には、我らが入れぬ隠れ里のように彼らの作業場がある
こういう風景に胸がわくわくする
道路の左右は森で、こういう道を見ると入っていきたくなる
だがクマやイノシシに会う確率もゼロではない
子供の頃、駆け巡った山の中の道だが、今は怖い
この山の5キロ四方は自然の森が広がり、迷路のようになっていた
少年期から青年期まで、ハイキングや遠足をし、栗を拾い、アケビを食べ、4つの谷へ思い思いに下って遊んだ
今は森は切り開かれ、車道や遊戯施設、観光施設が山の多くを占領した
棲み処を追われた動物たちは道路や住宅地に迷い出ては「害獣駆除」とされ命を絶たれている、「コロナと共存」と言いながら、先住の動物とは共存はできないのか。