ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

仏画曼荼羅アート―Art work at IZUMUSANO-

2024-09-16 11:13:44 | 仏画曼荼羅アート

泉佐野教室では、大日如来坐像を中心に13仏を描いた。(一部9仏)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#仏画曼荼羅アート

# Art work at IZUMUSANO

#泉佐野教室

#大日如来坐像

#13佛

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白象に乗る「普賢菩薩」、獅子に乗る「文殊菩薩」がさらに凛々しく 【仏画曼荼羅アート】

2024-09-10 11:51:07 | 仏画曼荼羅アート

各教室で小野大輔仏画師の美しい仏画を見本に稽古を行っている。

稽古は「丁寧」をテーマに、下絵を写し、彩色する。

 

泉佐野教室では、前々回から「普賢菩薩」と「文殊菩薩」を課題に取り組んでいる。

この両菩薩は釈迦如来像の脇侍としてよく見かける仏様である。

普賢菩薩は、名称通りに「普(あまね)く賢い者」の表す仏様で、世界にあまねく現れ仏の慈悲と物事を論理的に判断する理智を顕し人々を救う賢者である事を意味する。

 

一方、文殊菩薩は、 “三人寄れば文殊の知恵” とよく言われ馴染のある仏様。物事の正しいあり方を見極める力と判断力に優れ、その智慧で人々を悟りへ導くという役割をもつ。

 

仏像は台座に乗っているが、一般的に仏像の台座は蓮が多いのはご承知のとおり。中には鳥獣座(ちょうじゅうざ)とか禽獣座(きんじゅうざ)と呼ばれる動物の乗る姿をたまに見る。その中でも白象に乗る普賢菩薩、そして獅子に乗る文殊菩薩はよく見かける。両菩薩の理知と智慧などを意味する仏様だから、動物に乗る姿はさらに凛々しく見える。

 

2025年は「巳年」。巳年の本尊が「普賢菩薩」なので、思い思いの普賢菩薩を楽しみながら描くのも、来年への良き御縁が生まれることを願いながら・・・。

 

 

 

生徒さんの一人がお母様の着物の帯を使い軸装に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が白象に乗る普賢菩薩

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が獅子に乗る文殊菩薩

 

文/ 渡邉雄二

作品/ 仏画曼荼羅アート

 

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五大色の神秘と美しさ 【仏画曼荼羅アート】

2024-09-08 14:05:07 | 仏画曼荼羅アート

以前紹介した、五大色(類似色含む)を使って

仏画制作を泉佐野教室で試みてみた。

 

宇宙の調和を意味する五大色「青・黄・赤・白・黒」は

とくに仏教では特別な色とされている。

さらに、これから色は人間の心理状態とも

深く関連しているといわれ、

自己の平穏を意味する五色ともといわれている。

 

それらの関連(類似)の色と仏画で、

無から発生した宇宙創生を

目で見える形で表現されたと思われる作品がある。

以前紹介した小野大輔仏画師が描いた作品である。

 

それを生徒さんたちが模写した。

(上が大日如来坐像、下が釈迦如来坐像)

仕上がった方たちが持参されたので披ろうする。

美しい色の世界を見せてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

作品/ 仏画曼荼羅アート泉佐野教室

 

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大日如来像から放射線状に般若心経の言霊が広がる 【仏画曼荼羅アート】

2024-09-02 10:59:10 | 仏画曼荼羅アート

仏画曼荼羅アート教室に通い始めて半年くらいの方の作品である。

以前紹介したが、改めて眺めると

時間を超え真摯に向き合った心が見えてくる。

 

ご覧のとおり、中心の大日如来坐像から

放射線状に般若心経の言霊が広がる、

この様はまさに「曼荼羅」である。

 

文字の向きが全て中心に向いている。

一文字一文字が横に並び、縦書きの流れとは違うリズムなので、

一文字一文字に想いが込められているように見える。

輪が広がっていくごとに文字が小さくなり宇宙の広がりを感じさせる。

 

新たな仏画の世界観を魅せてくれている。

いままで教室で見せてもらった優品の中でも最高傑作の一枚である。

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

作品/ 仏画曼荼羅アート法楽寺教室の生徒さん

 

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印相(手の形)で仏様の名前や意味がわかる

2024-08-24 15:39:47 | 仏画曼荼羅アート

記憶は定かではないが30年程前になろうか、合気道道場と太極拳道場に短期間ではあるが同時に通っていたことがある。目的は武道の教義としての瞑想と呼吸法を学ぶためである。

合気道の稽古では呼吸法と瞑想が稽古の最後のルーティンだった。瞑想のときに、教師の指導で胸の前で必ず手を組んで瞑想していた。まるで忍者が術をかけるためにする独特なスタイルだったことを記憶している。

 

その後、寺院で見た仏像の結ぶ手が合気道の瞑想時にしていた手の形とよく似ていると思ったことがある。それ以後、仏像や仏画に接するなかで、仏様の手の形、つまり「印相(いんそう/いんぞう)」に興味をもち、その重要性を改めて認識するようになった。

如来像、菩薩像、明王像、天部像のそれぞれの役割や意味を理解するうえで重要なのが印相であり持物である。それを見て仏様の名称や意味を知ることが可能なのである。

 

とくに如来像は顔の形や法衣等も同じようでなかなか見分けがつかない。たとえば、坐禅や瞑想する場合によくする印相が「禅定印」といわれるもの。膝の上で両手を重ね両手の親指の先を合わせた形でシンプルなものとして馴染がある。釈迦如来像の印相ということになる。一方、親指と人差し指の先をつけ両手を重ねた形が阿弥陀坐像の印相の形である。

 

日頃、手を結び、印相を組むのは坐禅やヨガそして武道などをされている方以外はほとんどないと言っても過言ではない。私の些細な経験から手を結ぶことによって集中力が高まるように思う。何かの機会に、ぜひ体感してみてください。

 

 

 

大日如来の智拳印

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

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