2021年は12月22日、きょうは冬至。
日本や中国では、冬至は太陽の力が一番弱まる日といわれている。
陰が極まり再び陽にかえる日を「一陽来復(いちようらいふく)」といい、
再び力が甦ってくることから、冬至を境に運が向き上昇運に転ずる日とされている。
冬至の日に、なんきんを始め、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うどんなど、
「ん」がつく運盛り七種(ななくさ)を食べ、ゆず湯に入ると運気が上がるという風習が伝わっている。
ちょっとした暮らしの風習が受け継がれているのは心温まる。
昨日、仏画曼荼羅アートの佛日寺教室だった。方丈入口に、人の顔ほどあるでっかい獅子ゆず(写真)が置いてあった。
お寺のご近所さんの庭になっていたものをお供えされたもの。
邪気を祓い、千客万来の縁起物として重宝されているようだ。
また、和尚から来年の干支が描かれている黄檗宗萬福寺の手拭をいただいた。
佛日寺のご住職が描かれた「布袋尊と虎」とのことだった。
この手拭は萬福寺においてあるとのこと。参拝の際は記念のお品として、ぜひ。
昨日の生徒さんたちの作品は、地蔵菩薩に、李白の詩を賛に仕上げた。
地蔵菩薩に着色されたものは、描かれた方が失敗したから練習台にした、と。
この曼荼羅アート教室では、失敗という文字はないので、落書きされた後に着色された。これも作品なのである。