「日本の美」というのは、どんなものが美しいと言われているのだろうか。
私の浅簿な知識ではあるが、細微にわたりバランスがとれているということが美の定義の一つだと思っている。それは、形状や色など、すべての美的要素が優れていることが必要不可欠であるが。
私が撮影した限られた写真(スマホ撮影)の中で、この一枚の写真(芸者後姿)を「日本の美」と題したシリーズのトップバッターにした。毎日の連載とはいかないが、日本の美シリーズでは、手持ちの写真の中から自薦で恐縮ではあるが載せ、楽しんでいただこうと思っている。
この芸者さんの後ろ姿の美しさは見事のひと言。着物の色柄、着物と帯との合わせ、そして風景とのバランス、さらに芸者さんの立ち姿。手の位置、扇子の持ち方等々、すべてが私の中では最高点である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます