中門の几帳 (四天王紋)
名刹の門でもよく見かける「のれん」。その寺院独自の紋様が描かれたものが多く正式には「几帳(きちょう)」という。
法隆寺では、まず南大門や中門に掛けられてあった。西院伽藍の金堂、五重塔、大講堂にもあった。目に留まった几帳に描かれた紋様は2種類だった。数種類あると聞くが、いつも掛けてあるのが日本最古の紋といわれている「四天王紋」。そしてもう一種が「鳳凰紋」だった。
四天王紋は、金堂に安置されている四天王像の一つ多聞天の光背の紋様がモチーフになっている。法隆寺のメインの紋様のようである。蓮華(ハス)の花が開いた形をしている。
なかなか目立たない存在であるが、その寺院の歴史や風雅を楽しめるかもしれない。
南大門 (四天王紋)
鳳凰紋
東門 (四天王紋)
五重塔 (四天王紋)
リポート&写真/ 渡邉雄二
#法隆寺 #古刹めぐり #のれん #几帳 #風雅に趣 #四天王紋 #鳳凰紋 #多聞天の光背 #蓮華
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます