ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

名刹の几帳に風雅なおもむき 【奈良の古刹めぐり―法隆寺Ⅴ-】

2023-08-28 10:58:21 | 文化想造塾「神社仏閣」

中門の几帳 (四天王紋)

 

名刹の門でもよく見かける「のれん」。その寺院独自の紋様が描かれたものが多く正式には「几帳(きちょう)」という。

 

法隆寺では、まず南大門や中門に掛けられてあった。西院伽藍の金堂、五重塔、大講堂にもあった。目に留まった几帳に描かれた紋様は2種類だった。数種類あると聞くが、いつも掛けてあるのが日本最古の紋といわれている「四天王紋」。そしてもう一種が「鳳凰紋」だった。

四天王紋は、金堂に安置されている四天王像の一つ多聞天の光背の紋様がモチーフになっている。法隆寺のメインの紋様のようである。蓮華(ハス)の花が開いた形をしている。

 

なかなか目立たない存在であるが、その寺院の歴史や風雅を楽しめるかもしれない。

 

 

 

 

南大門 (四天王紋)

 

鳳凰紋

 

東門 (四天王紋)

 

五重塔 (四天王紋)

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

#法隆寺 #古刹めぐり #のれん #几帳 #風雅に趣 #四天王紋 #鳳凰紋 #多聞天の光背 #蓮華

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月の体験会で「干支本尊の御... | トップ | 孫たちと久しぶりの風景を楽しむ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文化想造塾「神社仏閣」」カテゴリの最新記事