葛飾北斎 春興五十三駄之内 宮
先日紹介した神戸ファッション美術館で開催されている浮世絵の展覧会(花のお江戸ライフ)は7テーマに分けて展示されていた。
浮世絵は、江戸時代の初期に美人画や役者絵を中心に、喜多川歌麿や東洲斎写楽の活躍で一大ブームを創出した。江戸の人口が増えていく中で、庶民が関心を寄せる浮世絵にもさまざまにテーマで描かれるようになった。
例えば、庶民の楽しみである「旅」ブームを背景にした風景画をはじめ、食、趣味、ペット、着物、暮らし向きといった今の時代の関心事と重なるテーマの浮世絵が人気を博した。
同展覧会では、当時の江戸の庶民が夢中になった数々なブームや娯楽をキーワードごとわけ、江戸後期の浮世絵画壇を代表する喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重をはじめ、歌川豊国、国貞などの浮世絵158点が展示されている。
それぞれを紹介すると、
旅行~富士とお城は定番です
江戸っ子のメイクアップ術
動物大好きペットブーム
江戸のソウルフードとグルメ
粋なガーデニング
季節の彩
肉筆画
江戸時代の風俗などを浮世絵で垣間見るのもおもしろい。また、江戸時代に活躍した絵師の絵をじっくり鑑賞するのも楽しい。私のように、一枚一枚を撮影(撮影すべてOK)し保存するのもよし。
少しずつではあるが紹介させていただく。
リポート&写真/ 渡邉雄二 参考資料/ 展覧会チラシ
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