ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

しずり雪

2018-02-13 21:48:20 | 日本の美
春の陽に 梅花に覆う しずり雪

春の陽射しを感じる。
この冬はとくに冷え込んだ。
枝に積もる雪も陽光に照らされとけていく。
春が待ち遠しい。
冬芽がはじけ春を呼んでいるかのようだ。



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寒開ける。

2018-02-10 16:48:20 | 雑感
寒開けて 明石の海に 影落とす

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日本の美。

2018-02-09 22:06:13 | 日本の美
花は間近で見るもよし、遠く眺め見るもよし。
この写真は、遠くからの美しさが際立っている。
白梅、紅梅の淡い色合いのコントラストが日本画のようだ。


写真 曾芳珆氏
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白桜に復興の願い込めて。

2018-02-07 21:15:29 | 雑感
7日未明、台湾の花蓮市で大地震が発生した。多く建物が崩壊し、亡くなられた人もいる報道を聞き、胸が痛む思いである。

F Bを通じ知り合った海外の人たちの中で一番多いのが台湾の人たち。その中のお一人から花の写真をよくいただく。心惹かれた花が、写真のこの桜。白桜(シロザクラ)と言う。日本では珍しい種類のようだ。

上品で無垢。清らかで透きとおる色目である。台湾ではいまが桜の季節のようだ。

大地震被災地の状況は悲惨、大変な日々が続くであろう、と想像がつく。
白桜に復興の祈りを込めて。





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長田神社の神事「追儺式」。

2018-02-04 19:30:25 | 文化想造塾「逸品殿堂」
今日は立春。
二十四節気の一つ。暦の上で春が始まる日。快晴に恵まれているが、寒波続行中で春の兆しは微塵も感じられずお預け。

立春の前日が節分。至るところで節分祭が行われたようだ。地域の特徴をいかした節分祭の中でも、神戸 長田神社の節分祭は室町時代から受け継いでいる古式床しい伝統神事として有名のようである。

昨日、この節分祭を観に行ったが、みぞれ混じりの寒さに震えながら追儺(ついな)式というのを鑑賞させていただいた。
観ただけでは理解し難いので調べてみると、古式神事の荘厳さを感じさせる神事というのがわかる。

鬼役になる方々の本番までの禊ぎは半端ではない。具体的には前日から鬼役の禊ぎが始まる。何よりも当日の朝の、7名の鬼役の方たちは、須磨浦海岸で海に浸かり心身ともに清め神々の遣いに変身する。そして浜で褌いっちょうで舞の練習を重ねる、という。

通常なら鬼は嫌われるものであるが、この追儺式に登場する7匹の鬼は、神からの使者として登場するようである。
たいまつの炎で種々の災いを焼き尽くし、太刀で寄り来る不吉を切り捨て、天地を祓い国土を清め、一年の無病息災を願うと同時に、一陽来復の春が再び巡り来るのを喜び祝う。

7匹の鬼は、一番太郎鬼(いちばんたろうおに)、赤鬼 (あかおに)、青鬼(あおおに)、姥鬼(うばおに)、呆助鬼(ほおすけおに)、大役鬼といわれる餅割鬼(もちわりおに)、尻くじり鬼(しりくじりおに)の七匹の鬼、又太刀役(たちやく)と云う五人の童児(十歳前後)、肝煎り(きもいり)という世話人等数十名が奉仕する。

追儺式典は午後からあり1時から6時ごろまで順次それぞれの鬼の踊りが続く。最後に、この行事の最高調の見せ場である餅割行事がある。餅割鬼、尻くじり鬼の二匹により「泰平の餅」「六十四州の餅」「影の餅」を斧・槌で割ろう(災厄解除の祓を意味する)といろいろな面白い所作を繰りひろげ繰り返しながら踊り、最後に「影の餅」を斧で割る。
鬼が持って踊るミニサイズのたいまつと餅花を災難よけに授かる習わしがある。

今年も新しい一年が始まった。一陽来復(福)の春を心待ちにしている。














長田神社の公式 HPを参照。
一部の写真は HPから転載。
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