ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

様々な顔を見せる、今昔の「尾道」を探訪 ! 【尾道文化紀行1】

2021-08-02 15:00:05 | 有形文化財

暑中お見舞い申し上げます。

オリンピックの金メダル奪取に湧き、そしていまは新型コロナの緊急事態宣言発令の報道がTVを賑わしている。

なかなか先が見えない不安をもちながらも、世間はもがきながらも必死に動いている。

 

 

筆者も、仰せつかった尾道観光大志(使)としての活動が8月から始動。

いままでの作業の合間にできる範囲内で瀬戸内の情緒あふれる尾道を紹介しようと思っている。

そうはいっても現在では情報がほとんどないので、尾道に関する情報をネットサーフィン(苦手)しながら彷徨っている。

そんな中で、ステキな尾道概要をまとめた文章を見つけた。

その文章を参照し、私の感想を交え「尾道文化紀行」第一弾がスタートした。

 

 

尾道三山にある、尾道を代表する三つ寺院、千光寺・西國寺・浄土寺が尾道の歴史を紐解く上では

欠かせない存在である。そしてもう一つ歴史・文化を育んだものとして地形があげられる。

対岸の島に囲まれた尾道は、町の中心を通る「海の川」とも言うべき尾道水道の恵みが歴史を育む基盤になっている。

瀬戸内随一の港として繁栄し、人・もの・財が集積されてきた。

その結果、尾道三山と尾道水道の間の限られた生活空間に多くの寺社や庭園、住宅が造られ、

それらを結ぶ入り組んだ路地・坂道とともに中世から近代の趣を今に残す箱庭的都市が生み出された。

迷路に迷い込んだかのような路地や、坂道を抜けた先に突如として広がる風景は限られた空間ながら

実に様々な顔を見せ、今も昔も多くの人を惹きつけている。

 

 

そんな尾道を歴史・伝統・文化という切り口で、少しずつではあるが伝えていこうと思っている。

筆者の知識では当然ながら限りがあるので、皆さんのお力添えを賜ろうと思っている。

何なりと尾道情報をご提供いただければ嬉しい限りです。

 

 

※情報提供並びにお問い合わせ等があれば、下記のメールアドレスにご連絡いただければ幸です。 

ipc@wa2.so-net.ne.jp  「尾道探訪」係まで

 

リポート & 写真/ 渡邉雄二  Reported & Photos by Yuji Watanabe

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久々に、郷愁を誘る「お西さん」へ

2021-08-01 10:42:11 | 文化想造塾「神社仏閣」

久々に「お西さん」へ参拝。

毎年、お盆前にはお参りさせていただくので、今年も暑いなか、思い立ったが吉日と重い腰を上げた。

毎年、行くたびに新しい変化を探すが、昔から何にも変わらない。

たまに大改装や補修でフォローが被され、景観が変わる程度である。

 

 

今回は、阿弥陀堂が補修工事で堂内には入れないので御影堂のみ参拝。

行くたびに思うのだが、「飛雲閣」や「龍虎殿」、「書院」等は、

いままでご縁がなくて、残念ながら拝観はできてない。いつの日か特別拝観にあわせ行ってみたいと願っている。

 

 

お西さんへ行くのは参拝のためであるが、真夏の一服の清涼を楽しむための参拝になっている。

行けば、堂内に1時間以上は居座っている。私にとっては居座る環境が整っている場所なのである。

阿弥陀如来様に手を合わせるのは数分程度。昨日は、檀家さんの法要が随時営まれていたので、

読経を心地よいヒーリング系音楽として心休まる時間を過ごさせていただいた。

 

いつ行っても変わらない。変わらないからこそ安心して帰れる。

そして帰れば、なにも言わないが大きく包み込んでくれる。そんな郷愁を誘るところである。

 

このあと、蓮華王院へ足をのばした。

 

青々と茂るイチョウの木(変化といえばイチョウの葉が青々していたこと)

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