一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

236    校長満悦美容学校潮干狩

2011年05月05日 | 

俳句をやっていると、必ず漢字だけの句を作ってみようと思うはずだ。この句は確か「東京やなぎ句会」の誰かの作だったと思うが、残念ながら原本が紛失していて分からない。

 

さて、今どきのカリスマ美容師はほとんど男性のようだし、美容学校で潮干狩りに行くはずもない。この句、生徒が女性だけだった頃の古い話なのではないのか。とすると、本来なら校長も女性の可能性が高いはずだが、「満悦」という言葉からどうしても男性でなければならない。きっとこの学校の経営者に違いない。

 

この句、句会で高得点をさらい、御満悦の作者が想像される。

 

  

ハナイカダ(花筏)

コメント (2)
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