一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

248   眼がぐるり底の虎魚が見得を切る   海人

2011年05月17日 | 

(めがぐるり そこのおこぜが みえをきる)

 

これからは、水の季節。素潜りでもアワビやサザエなどの貝類や、クロダイ、イシダイ、ホウボウなどが獲れるそうだ。

 

 ほう、海人さん、オコゼ(虎魚)がいましたか。あいつは空揚げにしたら実に旨いよね。二度揚げしたら、骨まで食べられる。しかし、ヒレに毒があるそうだから、気を付けてね。おっとっと、そんなこと知っているに決まっているよね、失礼。

 

 見得と言えば、歌舞伎でやるやつだよね。いわゆる両手を開いて、にらむようにポーズをとるやつ。オコゼちゃんが、どんな風に見得を切ったのか、見てみたいなあ。 

 

 

ミヤコワスレ(都忘れ)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする