一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

256  働かぬ犬をなじりて草を刈る

2011年05月25日 | 

 ある時「おいモモ、お前は働かなくていいなあ。餌をもらって、あとはのんびりと昼寝か」なんてことを呟いて草を刈っていた。なじると言っても、勿論本気ではないが、人間と同じことのできないモモを、その時は見下していたのかもしれない。

 

しかし、よく考えてみると、人間だけが文明や科学、英知や進歩などと称して、沢山のガラクタを生産して、地球を汚染し続けている。人間以外の全ての動物は、地球環境に悪いことは一切していない。

 だから、犬をなじるこの句は、精神的レベルが低いと言わざるを得ない。

 

 

ヨモギ(蓬)

 

 

コメント (2)
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