一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

257  薪割れば薪の香休めば万緑

2011年05月26日 | 

(まきわればまきのか やすめばばんりょく) 

 

 

気功を習っている友人が中国へ行った時の話。「中国では、漢方の治療として、精神病の患者に松の香りを嗅がせる」という。この話を聞いた時、ピンとくるものがあった。

 

実は、私はわがままな人間なので、会社などの組織の中では生きて行くことができない。昔会社に勤めたこともあるが、喧嘩はしなくても半年もすると厭になって辞めてしまう。

 

陶芸という独りでもできる仕事のお陰で、何とか今日まで生きて来られたのだが、陶芸の様々な仕事の中で一番好きなのが、実は薪割りなのだ。薪割りがどうして楽しいのか、それをいつも不思議に思っていた。その理由が判明した。

 

「松の香りは、精神病に効く」

 

キンポウジュ(ブラシノキとも、オーストラリア原産)

 

コメント
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