一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

324 汗噴きて集めし草の軽きこと  鼓夢

2011年08月01日 | 

  

 

(あせふきてあつめしくさのかるきこと)

 

今年の夏は、梅雨明けも早かったし、日照りのような暑さが続いていた。気温も三十五度はざらで、静かにしていても汗が出るほどであった。しかし、台風が過ぎてから、梅雨が戻ってしまったが、いよいよ8月だ。

 

さて、広い庭を持つと、野菜を作ったり、草花を育てたりと楽しみも多いだろうが、その反面、夏の草取りは暑くて実に大変な作業である。熱中症にでもなったらそれこそ大変だ。

 

草取りで集めた沢山の草の山、晴天が続いたのであろう。からからに乾いて、あの時の汗が嘘のように、運ぶときに軽く感じたのであろう。作者の新鮮な驚きが感じられる。

 

ツユクサ(露草)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする