一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

346  天の川尾瀬漆黒の闇に溶け

2011年08月24日 | 

(あまのがわ/おぜしっこくの/やみにとけ) 

 

尾瀬は、確かに一度は行くべきいいところではあるが、余りに来遊者が多く、自然破壊になりかねないから一度行けばもう十分だ。そして行かないことが自然を守る一助となるだろう。

  

さて、天の川を肉眼ではっきり見たのは、尾瀬が最後だったかもしれない。日本列島に、本来の夜空が戻るのは、いつのことだろうか。石油が枯渇してからか、次の戦争が終わってからか、それとも巨大隕石が落下してからか。つまり、人類が消滅してからだろう。

  

 いづれにしても、現代の日本社会は硬直化して、経済界やら産業界やら官僚やらにがんじがらめで、もうどうにも動きがままならず、まず不可能だろう。

勿論、政府が屋外灯を全て消す法律でも作ったと仮定すれば、明日にでもできることなのだが・・・・・・そんなことになるはずもないし・・・・・

 

 それよりも、久し振りに「銀河鉄道の夜」でも読んでみるか。最近は、いいアニメもあるらしい。

 

クサギ(臭木)

コメント (2)
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