一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

661  炎天や日立タイムの冷蔵庫

2012年08月02日 | 

 6年前に買った日立の冷蔵庫が、1年余りで自動製氷機が壊れた。補償期間が過ぎていたし、友人の冷蔵庫も、やはり同様に製氷機が壊れて修理を依頼したところ、1万円もかかったと聞いていたから、修理依頼は止めていた。何故なら、大きなタッパーに水を入れて凍らせ、アイスピックで割った方が、よほど良い氷が出来るからだ。

 しかし、今回は、ハンマーで叩いたような音が数分、1日数回起こるようになった。発火の危険性があると困るので、修理を依頼した。

 今までの日立と言えば、モーターで有名だったが、故障はそのモーターで、どうやら補償期間が切れる頃に壊れるような製品作りをしているらしい。

 そういえば以前、ソニーのデジカメを3万円で買って、やはり1年余りで故障したことがある。修理に出したら、1万5千円もかかるという。随分悩んだが、結局仕方なく修理を依頼した。ソニーのオーディオも、MDが同じように壊れている。その時に、「ソニータイム」という言葉があることを知った。これは、ソニーだけに止まらない。たぶん、日本の大手電気機器メーカーの全てがそうなのだ。つまり他にも、日立タイム、東芝タイムなど・・・・

 今年の3月期の決算で、パナソニックが4000億の赤字を出したと聞いたが、消費者を無視し、1年余で壊れるような製品を作っているようでは、倒産するのは時間の問題だ。

 日本の大手電気機器メーカーが成長できたのは、丈夫で長持ちする製品を作り、日本ブランドとして、信用を得てきたからではないのか。物造りの原点を是非再考してもらいたい。

 

 

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