知識としては、地動説が正しいことは、分かっている。しかし、実際星空を眺めていれば、地球が動かず、空が動いている、というのが実感だろう。
つまり、我々庶民にとって、地動説だろうが天動説だろうが、どちらでも構わないし、どちらかといえば、天動説の方が現実的で魅力的なのである。
天動説は、数々のギリシャ神話や、日本でもかぐや姫などの星や月にまつわる物語を作り出した。そういうロマンをぶち壊したのが科学技術であって、全くの有難迷惑なのである。
更に、あろうことか、大気圏外には、日本を含む各国が打ち上げた人工衛星の宇宙ゴミ(スペースデブリspace debris)が、4500トン、微小なものも含めると数千万個も浮遊しているという。
これを人類の英知、科学技術の進歩などと言って、手放しで喜べようか。
ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科