一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

668  あるだけの窓を閉めゆく夜の秋

2012年08月09日 | 

  立秋以後、昼のまだまだ残暑厳しき折、夜になってようやく涼しさを覚える「夜の秋」。「夜の秋」は、歳時記では夏の季語だが、秋に入れるべきでなないだろうか。逆に「秋近し」は、明らかに秋ではない。「涼し」は、暑さの中ゆえに、探したり作り出したりする「涼し」だから、夏でなければならない。

 快適に眠るには、窓を閉めるのも1案だが、半袖半ズボンを長袖長ズボンにするのも1案だし、上掛けを厚手の毛布などに替えるのも1案。

 この句、深夜に目覚めた時、肌寒さを覚えたのだが、やや風が強かったので窓を閉めることにした。

セージ  シソ科アキギリ属の多年草

 

コメント
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