一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1101  繧繝の伊豆の山並み冬日和   豊春

2013年12月04日 | 

(うんげんの いずのやまなみ ふゆびより)

 「繧繝」とは、同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法。中国西域から伝わり、主に宝相華(ほうそうげ)などの文様を表す。赤・青・緑・紫などの色を用い、奈良・平安時代の仏画、寺院の装飾や染織などに用いられた。繧繝彩色(さいしき)。(デジタル大辞泉より

 伊豆の山の初冬は、紅葉のシーズン。赤あり、黄あり、茶あり、そして緑もある。繧繝模様は、確かに初冬の今が相応しい。

マユミ(檀、真弓、檀弓)ニシキギ科ニシキギ属

コメント (2)
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