一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1121   着ぶくれて身は革新を貫けず  實

2013年12月29日 | 

 やせ我慢も含めて、今まで冬を薄着で暮らしてきた作者。政治的、社会的、心情的革新は貫いているようだが、唯一身だけはそうはいかなくなったことを嘆いているのだ。どうやら寒さには勝てなくなったらしい。それにしてもこの句、「身も」でないのがせめてもの救いである。心まで非革新では情けないからだ。

 ところで、今の政治に革新はあるのか。例えば「日本維新の会」などという名前だけは革新以上だが、名前負けの非革新のようである。期待した私が馬鹿だった。

コメント
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