一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1117   冬の窯積み重なりし方眼紙   炎火

2013年12月25日 | 

 窯焚きに最も重要なのは、温度管理である。そこで、31年前の第一回からずっと35×50センチの方眼紙に記録している。誰がいつ焚いたのか、その時の最高温度がどうであったか、1時間単位で記入する。時には天候や気温なども。

 下の写真は、今回の86回目の記録の一部。板に画鋲で止めておくが、今までの記録紙を全て重ねておくには、厚すぎて画鋲が止まらない。せいぜい30枚が限度だ。

 「積み重なった方眼紙」と言っているが、そこには今までの86回の窯焚きの歴史と経験も積み重なっている。

コメント (2)
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